冷えから起こる腰痛に注意しましょう

2023年1月9日(月)6時0分 ココカラネクスト

 お風呂に入り体が温かくなると、腰の痛みが楽になるという方は冷えが原因の可能性があります。

寒い季節特有の冷えからくる腰痛対策は、「冷やさないこと」がもっとも重要です。

冷え対策をいくつかピックアップしてみました。

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・衣服で対策する
下半身を冷やさないことがポイントなので、服装はパンツスタイルがおすすめです。スカートをはく場合には、厚手のタイツやスパッツを履きましょう。
足元はパンプスやヒールよりもブーツなどの保温に適したものを選ぶことがポイントです。足をめぐった血液は、心臓に戻るまでの過程で腰の付近を通ることになるので、足が冷えれば腰も冷えてしまいます。
また、最近ではさまざまなタイプの腹巻きも販売されています。
もっとピンポイントで温めたいときには、使い捨てカイロや温熱パットを利用するのもいいでしょう。

・食事で対策する
身体を冷ます食べ物はできるだけ控え、体を温める食べ物を積極的に摂るようにします。
食材の調理方法も大事ですが、食材自体にも体を温めるものと冷やすものがあります。
一般的に寒い土地で採れるものは身体を温める食材が多く、逆に暑い国で採れるものは体を冷やすと言われています。
体を温める食べ物とは、たとえば肉類なら赤身の肉、魚介類ならイワシやエビ、カツオなど。野菜は出来れば生野菜を食べるのではなくスープや鍋などにしてカブ、ニラ、ショウガ、ニンニク、カボチャ、ネギなど温める食材をメインに入れるといいでしょう。

普段の飲み物も、清涼飲料水や緑茶、ウーロン茶、麦茶、牛乳、コーヒーなどは体を冷やすのでなるべく控え、冬場は紅茶やジャスミン茶などを、ホットで飲むようにしましょう。お酒なら赤ワインや日本酒、紹興酒が身体を温めやすいと言われています。

・仕事中も対策する
デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢が続く場合、寒冷な場所である・ないに関わらず、体の筋肉を緊張させ、血行不良になってしまいがちです。定期的に体を動かすよう意識して、こまめに筋肉のコリをほぐす習慣をつけるようにしましょう。

・入浴で対策する
「面倒だから」とシャワーで済ませることが多い方は、できるだけお湯に浸かる習慣を身につけましょう。
シャワーだけでは体が十分に温まらず、冷えの原因となります。
一方で、熱いお風呂に入るのが好きな方も、要注意です。熱いお湯は、体の表面を急激に温めるだけで、お風呂から出るとすぐに体温は下がってしまいます。
一番いいのは、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることだと言われています。毎日は難しくても、週に1〜2回は「じっくりお風呂タイム」の日を作りましょう。

 冷えは体調不良や病気の原因にもなると言われているので、ほったらかしにせず、改善を心掛けましょう。

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

ココカラネクスト

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