買えば買うほど海がきれいになる新江ノ島水族館の福袋を買ってみたら…これ利益出てる?

2024年1月21日(日)14時0分 ロケットニュース24

かわいいグッズがズラッと並ぶ水族館のお土産コーナー。海洋生物好きとしてはいろんなグッズを大人買いしたくなってしまうのだが、価格や荷物の重さのことを考えるとなかなかそういうわけにもいかない。

そんなわけで、これまで水族館に行くたびに己の物欲と戦ってきたのだが……今年は年始からそんな夢をあっさり叶えることができてしまった。

・元が取れすぎてる

筆者の夢を叶えてくれたのは、「2024年 えのすいチャリティーおたのしみ袋」。

「えのすい」という単語にピンと来た方もいるだろう。お察しの通り、この福袋を販売しているのは神奈川県にある新江ノ島水族館だ。楽天市場にある公式オンラインショップのほか、水族館にあるメインショップでも販売されていたそう。

価格は税込3000円。5000円や10000円の福袋も多い中、比較的手に取りやすい価格なのではないだろうか。福袋が入った段ボールには海の生き物たちがデザインされていて、開ける前からワクワクしてしまう。

中からは公式キャラクターの「あわたん」が描かれたかわいい袋が登場! 貼られていたラベルによると、福袋の売り上げの一部は海を綺麗にする活動に使われるそうだ。何それ、お金の払い甲斐があるやつ……!

さっそく中身を確認しようと袋を開いた瞬間……

巨大なタツノオトシゴと目が合った。

君よくこの袋の中に綺麗に収まってたね!?  片手で持てないことはないんだけど、その場合は頭や背中をわしづかみにするか尻尾を掴むかの極悪非道な持ち方になりそう。

このぬいぐるみだけでもう3000円の元を取ってない? と思ったのだが、袋の中にはまだまだアイテムが残っている。続いて出てきたのは、魚群がデザインされたガラスのコップ。

底面にも魚がいるので、水を注いで揺らしてみると本当に海面から魚を覗いているみたいだ!

続いてカワウソのぬいぐるみ。

調べてみたところ新江ノ島水族館ではコツメカワウソが飼育されていて、期間限定でふれあいプログラムが開催されることもあるようだ。(2024年1月17日時点では高病原性鳥インフルエンザ感染防止対策のため休止中)

こちらは上目遣いがかわいいあわたんのぬいぐるみストラップ。

タオルハンカチイルカのマークがついた布マスク、鉛筆みたいな見た目のボールペン「Penon(ぺノン)」に……

イルカと飼育員さんの写真が使われたクリアファイルも入っているぞ。

一瞬映画のポスターか何かかな? と思ったけど、どうやらこれは新江ノ島水族館で行われているイルカショー「Wave〜きみの波になりたい〜」のキービジュアルのようだ。

一般的なイルカショーではご褒美にエサをあげることでパフォーマンスをしているけれど、「Wave〜きみの波になりたい〜」ではなんとエサを使わずにショーを成立させるそう。

2024年4月15日までは会場の「イルカショースタジアム」が改修工事をしているため休止しているようだが、工事が終わったらどんなパフォーマンスなのか是非見てみたいな〜!

・利益出てる?

……あの、新江ノ島水族館さん。これ本当に3000円でいいんですか?

バラエティ豊かなアイテムがたっぷり手に入るだけで嬉しいのに、買えば買うほど海が綺麗になるなんて……ちゃんと利益が出ているのかがめちゃくちゃ気になる。

いや、もちろん消費者としてはありがたい限りなんですけど! 海が好きなら「いいお金の使い方をした」と思えること間違いなしだ。

今年は既に完売してしまったようだが、気になる方は是非来年狙ってみてはいかがだろうか。

執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.

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