Withコロナ時代の「サラリーマン川柳」優秀100句…投票3/19まで
2021年1月29日(金)15時45分 リセマム
毎年サラリーマンを取り巻く世相や情勢をユニークに表現した作品が目を引く「サラリーマン川柳」。第34回は2020年9月から10月にかけて作品を募集し、2000年以降では最多の応募数となる6万2,542句が寄せられた。
新型コロナウイルス感染症により働き方や生活が大きく変化した2020年。1月27日に発表された優秀100句についても“withコロナ時代”に加速した「テレワーク」をテーマに詠んだ句が多数入選した。「テレワーク いつもと違う 父を知る」「テレワーク 気付いた会社の イスの良さ 」「リモートの 上司の指示は 現場見ろ!」など、突然の働き方の変化に戸惑いつつも奮闘するサラリーマンの想いを巧みに表現した作品が見られる。
コロナ禍で暮らしに根付いたマスク着用をテーマにした句も多く、「どの店も ドレスコードは マスクあり」「お父さん マスクも会話も よくずれる」「マスクでは 防ぎきれない 妻のグチ」などが選出された。サラリーマン川柳の定番テーマ「健康」では外出自粛による運動不足・体重増加が目立ち、「体重増! リモート会議で あなた誰!?」「出勤が 運動だったと 気付く腹」などが入選した。
また、写真で1句詠む20代限定企画「#フォトサラ」ベスト3と、地域創生の一環として実施するご当地版のサラリーマン川柳「地元サラ川(ジモサラ)」の入選作品も同時に発表。ジモサラには全国18団体が取組み、前年を大きく上回る2万5,288句が集まり盛り上がりを見せた。いずれも特設サイトにて結果を見ることができる。
優秀100句の中からベスト10を選定する投票は1月27日から3月19日まで受付。特設サイトのほか、「健康第一」アプリ、第一生命の「生涯設計デザイナー」が届ける専用「投票用紙」から応募できる。100句の中からお気に入りの1句を選んで投票した人の中から抽選で800人に賞品をプレゼントをする企画も実施。ベスト10は5月下旬に発表される。