外国人に人気の伏見稲荷、節分も良いけど「初午大祭」も見逃せない!

2018年1月31日(水)20時0分 Jタウンネット


旅行クチコミサイトのトリップアドバイザー「外国人に人気の日本の観光スポット」調査で、2014年から2017年まで、4年連続で1位となっているのが、京都市伏見区にある伏見稲荷大社だ。


赤い鳥居が続くユニークな風景が、外国人の関心を集めている。また拝観料不要で、閉門時間がないことも好評のようだ。本殿付近はライトアップされており、稲荷山への参道も全区間で街灯が点灯されている。平日の夜間は、日本人よりも外国人観光客の方が多いほどだ。


この2月、日本人にも見逃せない祭礼が、伏見稲荷大社で開催される。


家業繁栄を祈る「初午大祭」とは?


2月に行われる伏見稲荷大社の祭礼とは、「節分祭」と「初午(はつうま)大祭」だ。「節分祭」は、2018年2月3日、除疫・招福を祈願し、外拝殿において豆まき行事が行われる。


一方、「初午大祭」は、711年2月の初午の日に、祭神が稲荷山に鎮座したとされることを祝う祭りだ。なんと1000年以上も続いているという歴史ある行事である。参拝者が稲荷山を巡ってご神木の杉の枝を持ち帰り、家業繁栄を祈ったとの伝承や記録が残されている。


現在でも、杉の枝とお多福の面などを組み合わせた「しるしの杉」(高さ40センチ)が参拝者に授与される。今年の初午大祭は、2月7日に行われる。


今年の「初午大祭」のPRのため、1月23日、「しるしの杉」の大型オブジェ(高さ7メートル)2本が本殿前に立てられ、話題となっている。オブジェを企画・制作したのは、京都造形芸術大の学生4人。発泡スチロールに人工漆を塗るなどして直径50センチの面を仕上げたとのこと。


伏見稲荷大社は全国に約4万社あるといわれる稲荷神社の総本社である。初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者を集めるという。


宇迦之御魂大神(うがのみたまのおおかみ)を主神とし、佐田彦大神(さだひこのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)をまつる。


711年、秦(はた)氏が稲荷山上に鎮祭し、816年、現地に社殿が移されたとされる。五穀豊穣、家業繁栄の神として、庶民の深い信仰を集めてきた。稲荷山には信者から寄進された朱の鳥居が林立している。


ツイッターにはこんな声が寄せられていた。


もうすぐ節分!!に気を取られがちですがすけこの楽しみは【初午祭】です(`・∀・)ノイェ-イ! なんと言ってもいなり寿司が食べられる〜〜〜!!! 調べたらこんな感じでした 伏見稲荷はいなり寿司の奉納たくさん来るんかな...いいな... pic.twitter.com/vxZF1N5Jcg
- sukeco (@sukekomako) 2018年1月26日

今年も伏見稲荷の初午大祭いこうかな
- おいなりたまも (@OinariThunder) 2018年1月29日

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