ラーメン二郎越えの999kcal！ 話題のチルドラーメン「麺たっぷり 背脂醤油まぜそば」を食べてみた

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●『セブンイレブン』からハイカロリーな商品が登場。「麺たっぷり 背脂醤油まぜそば」を食べてみた

　コンビニのチルドラーメンの進化が止まりません！　最近では、有名店とのコラボ商品も多く、気軽に家で本格的なラーメンが食べられるようになりましたね。コンビニのチルドラーメンが盛り上がりを見せている中、『セブンイレブン』が1月24日から埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県で販売した「麺たっぷり 背脂醤油まぜそば」（税込540円）も注目したくなる1品です。

　総カロリー999kcalという驚異的な重さを誇っており、ガッツリ食べたい時の心強いお供になってくれそうです。そんなパワー系チルドラーメンを実食レポします。

「麺たっぷり 背脂醤油まぜそば」540円（税込）

　コンビニ大手各社では二郎系のチルドラーメンに特に力を入れている印象。定期的にバージョンアップを重ね、現在は本家に負けないクオリティになっています。

　そんな『セブンイレブン』の二郎系チルドラーメンとして今回、新発売されたのが「麺たっぷり 背脂醤油まぜそば」。総カロリーは999kcalとほぼ1000kcalのモンスターです。同シリーズで人気が高い「とみ田監修デカ豚ラーメン ワシワシMAX」（税込691円）でも842kcalのため、恐らく『セブンイレブン』に並ぶ商品の中でも最高カロリーの一角であることは間違いなさそうです。

「麺たっぷり 背脂醤油まぜそば」を実食！

麺が重いため混ぜるのも一苦労

　そのカロリー数にややビビりますが、早速商品を近くの『セブンイレブン』で入手。パッケージは、商品名の周りが太い青色の帯で囲まれたシンプルなデザインです。さらに、パッケージには、「必ずレンジで温めてください」の文字が。注意書きに従いしっかりレンジで温めて、そこに溜まったタレを混ぜて絡ませていきます。混ぜる度に強烈に醤油タレの香りが漂い胃袋を刺激してきます。

容器（約20g）を引くと約500gとかなりヘビー

　十分に麺を混ぜ終えたところで、お待ちかねの実食！　といきたいところですが、まずは、重さを測定。その重さは508g（※容器は約20g）とボリューム満点です。スゴい！

モチモチ感が強い麺

　計測を終え、準部万端！　改めて食べていきます。まず麺。食べてみると思った以上にモチモチしていました。麺には、国産小麦を使用しているようで、噛み応え十分な仕上がりになっています。

　正直「麺たっぷり 背脂醤油まぜそば」を食べる前は、勝手に二郎系っぽい味とイメージしていましたが、麺も味付けも全くの別物。二郎系のような太麺で噛みごたえのある麺ではなく、「麺たっぷり 背脂醤油まぜそば」は弾力が強めで、ツルツルした食感のため喉越しを楽しめる麺でした。

（左）チャーシュー。（右）背脂

　また、トッピングのチャーシューは、パサパサ感もなく本格的。大きさこそ物足りなさを覚えましたが、甘じょっぱさのバランスも良く美味しくいただきました。そして、ラーメンにコクと甘みを出しているのが、背脂。小麦感のある麺と醤油タレを上手に繋ぐ役割を果たしているように感じました。

噛む度に甘さが広がるキャベツ

　食べていると口の中が脂一色になりますが、キャベツがあることでリフレッシュさせてくれます。キャベツが結構入っているおかげで、食物繊維（10．2g）と結構高め。厚生労働省は1日の食物繊維の目標量として18〜64歳で男性21g以上、女性18g以上と定めています。『麺たっぷり 背脂醤油まぜそば』を食べることで、その約半分を摂取可能。高カロリーですが、罪悪感を和らげてくれるラーメンでした。

　全体的な味ですが、二郎系のガツンと来る醤油味ではなく、優しく、甘い醤油味です。背脂が多く入っていることから、脂っぽくその辺は二郎系と通ずるものがありました。とはいえ、脂っぽさはキャベツだけで緩和することはやはり難しく、麺が多いことも相まって後半は若干飽きが来ました。温泉卵やお酢など、まぜそば（油そば）で定番な味変アイテムがあると最後まで楽しんで食べることができるかもしれません。なんにせよ、満腹感はすさまじく、ガッツリ食べたい時、仕事や勉強を頑張ったご褒美がほしい時などに手を取ってみてはいかがでしょうか。

●DATA

麺たっぷり 背脂醤油まぜそば

https://www.sej.co.jp/products/a/item/094122/