寒波に負けない!冬の暖房費を節約する方法6つ

2024年2月3日(土)11時30分 All About

寒波到来! そんな寒い冬は暖かい家の中でゆっくり過ごしたいもの。でもこの時期気になるのが暖房費の上昇です。手軽に暖房費を節約する方法をご紹介します。

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冬の暖房費を節約するテクニック6つを紹介

寒波到来! そんな寒い冬は暖かい家の中でゆっくり過ごしたいもの。でもこの時期気になるのが暖房費の上昇です。
手軽に暖房費を節約する方法をご紹介します。

1:即席湯たんぽヒーターで暖かく過ごす

湯たんぽは古くから日本で使われている暖房器具の一つです。お湯を注ぐだけで使えるので、暖房費の節約にはもってこいなのです。そこで効果的な活用法をご紹介します。
まずは、湯たんぽにお湯を注ぎます。次に、湯たんぽを付属のカバー(袋)に入れ、さらに保温性を高めるために、タオルや小さめの毛布などで湯たんぽを包みます。
たったこれだけで、即席暖房グッズができ上がります。ちなみに筆者は、不要になったニットセーターやフリース素材のひざ掛けなどを巻いています。布を多めに巻いておけば、朝作ったものでも夜まで温かさが持続しますので、暖房費の節約に効果的です。
実際の使い方ですが、机の下に湯たんぽを置いてその上に足を乗せれば、こたつに入っているように足が暖かくなります。子どもの勉強机の下に置いてもよいでしょう。また、テレビを観る際などは、湯たんぽを抱きかかえているだけで体全体が温まります。

2:フリース素材の靴下+スリッパを履く

家の中では、フリース素材の靴下と内側がフリース素材でできているスリッパを履いて、足元を暖かくして過ごしましょう。
さらに、フリース素材の上着やダウンジャケットを羽織れば、日中はエアコンをつけなくても過ごせるようになり、暖房費の節約につながります。

3:窓ガラスの表面に「プチプチ」を貼る

「プチプチって何?」と思う方もいるでしょう。ご説明しますと、プチプチとは梱包などで使うエアマットのことです。そのプチプチは、空気の袋があるため保温性にとても優れています。
冬場は窓の近くに行くと、ひんやりとした空気が流れてきて、寒い!と思ったことがありますよね。その場合は窓ガラスの表面にプチプチを貼っておくと、外気から伝わる冷気を遮断する効果が高まるため、部屋の温度も下がりにくくなるのです。
プチプチは100円ショップで購入したものでOKです。後から剥がしやすい素材のテープなどを使い、窓ガラスの表面に貼りましょう。材料費も安く、簡単に暖房費を節約することができます。また、プチプチは透明色なので、ガラスの表面に貼っても、見た目がさほど悪くならない利点もあります。
ただし、プチプチを貼る際は、窓の開閉を邪魔しないように注意しましょう。

4:温かいものを食べる・白湯を飲む

冬でも冷たい食べ物を食べたり冷水を飲んだりする習慣はありませんか? すると体が冷えてしまい、無駄に暖房器具を使ってしまうこともあるでしょう。
そうならないために、冬は温かい食事と飲み水は冷水ではなく白湯にして、体の中から温めることを心がけ暖房費を節約しましょう。

5:仕切られた部屋で過ごす

今どきの家は、リビングを広く開放的に設けているところが多いと思います。しかし、暖房費節約の面から申し上げると、広いリビングや吹き抜けのある部屋は、全体を温めるためのエネルギーをたくさん使うことになるためNGとなります。
したがって、冬場はなるべく仕切られた部屋に家族皆が集まって過ごすことをお勧めします。無駄に暖房費がかかる構造の家は、長い目で見ると大きな損失になってしまうこともあり得るのです。その辺りは、家を購入する前からの見極めも肝心になってきます。

6:節約できるエアコンと電気カーペットの使い方

エアコンを暖房で使用する際にも節約のコツがあります。例えば設定温度を20℃にした場合、21℃に設定した場合に比べて年間で約1430円節約が可能となります。
さらに、電気カーペットについては、設定温度を「強」から「中」に下げると、年間約5020円節約できるデータ(1日5時間使用した場合)もあります(※)。このように暖房器具の温度設定を変えるだけで、かなりの節約につながることも覚えておきましょう。
※:資源エネルギー庁『省エネポータルサイト』
文:小沢 美奈子(ファイナンシャルプランナー)
保険会社出身のファイナンシャルプランナー。貯められない人の貯金術・シニアのマネープランが得意。複数の金融機関やママ向けメディアでのマネー記事や、不動産・税務関連のコラムの執筆、保険記事なども手掛ける。
(文:小沢 美奈子(ファイナンシャルプランナー))

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