日本最古の神社の参道でクレープの自動販売機を発見! 珍しい「もっち餅クレープ」を試してみたら、コレは最強の○○かも!?

2024年2月3日(土)19時0分 ロケットニュース24

その自動販売機と出会ったのは、日本最古の神社のひとつと考えられている 奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社を訪れた時のこと。

店や屋台の並ぶ参道を歩いていると「クレープ&焼き芋」と書かれた看板が自動販売機に取り付けられていた。

「ははーん、ずいぶん前にロケニュ—で読んだ鹿児島のクレープ自販機と同じやつか」……そう思ったのだが、よく見ると生まれて初めて見る商品が並んでいるではないか!

・もっち餅クレープ
自動販売機を設置していたのは、三輪(みわ)そうめん流し という関西初の流しそうめん専門店

自販機は2つあり、15種類ほどのクレープはすべて1個250〜300円。

右の機械では通常のクレープが販売され、「チョコクリーム」「バナナクリーム」といった定番から「クッキー&クリーム」「マスカルポーネチーズ」といった変わり種まで並んでいる。

個人的に気になったのは左の機械。「お餅でつつんだもっち餅クレープ」とな?

1日限定9個という「つぶつぶイチゴあんこ」(250円)を購入してみることにした。

同じ自販機にあった糖度50度の焼き芋も気になったのだが、すべて「準備中」の表示。

買えないとわかると必要以上に芋が気になってしまう。隣の「さつまいもミルク」(190円)を購入し、自分の気持ちを落ち着かせることとした。

クレープは瓶に入った状態で出てきて、自販機の隣にあるケースに瓶を返却するシステム。

雨天の午前中にも関わらずケースはすでに1.5個分ほどが埋まっていて、この自販機が多くの参拝客の興味を引いていることが伝わってきた。

・これは…大福!?
棒状のクレープの生地は、真っ白でやわやわとしている。

うっすらと透けるいちごのピンク色が可愛いね。

材料を見ると、たしかにもち米粉が使われている。求肥で作ったクレープって感じなのかな?

1点だけ大変だったのが、裏側の生地が水分を含んでドロドロになってしまっていたこと。

フィルムのおかげで手が汚れることはなかったが、お餅の保管の難しさを知るところとなった。

肝心のお味はといえば、いちごの果肉が入ったクリームは意外にも酸味があってフルーティー。真ん中に包まれたあんこのガッツリとした甘さとピッタリだ。

クレープっていうよりも、これってもしかして……クリーム大福?

そう思って見てみると、フィルム付きで手が汚れない点も 棒状で食べやすい点も、大福の上位互換というか食べにくい要素をそぎ落とした「大福の完成形」と言えそうな気がしてきた。

なおさつまいもミルクはといえば、ザラザラした舌触りとほっこりした甘さに癒されつつも、芋よりミルクが主体となった味に少し物足りなさを感じてしまった。

美味しいんだけど、飲めば飲むほど逆に焼き芋が恋しくなる。糖度50度の焼き芋、いつかリベンジしてみたいものだ。

執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

画像をもっと見る

ロケットニュース24

「クレープ」をもっと詳しく

「クレープ」のニュース

「クレープ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ