【マジかよ】福岡の新名物「ホルモン餃子」を食べたら上司が泣いた

2024年2月5日(月)14時0分 ロケットニュース24

福岡の餃子といえば軽〜い感じで一口サイズ、それから鉄鍋が特徴である。このことは知ってる人もいるだろうが、どうやら福岡の餃子に変わり種が出たらしい。

こういうのも、福岡では泣く子も黙る存在の「明太子の福さ屋」と「天神ホルモン」がコラボして、ホルモン餃子という新名物を世に送り出していたのだ。これは食べてみるしかあるまい!

・通販でお取り寄せ

ということで、ホルモン餃子(11個入り)をお取り寄せで頼んでみた。価格は1944円(送料別)。2023年10月から新しく発売された商品で、届いた餃子には天神ホルモンの店舗で実際に使用している味噌ダレがついていた。

で、このホルモン餃子。なんでも1粒1粒にもつ(赤センマイ)が入っていて、食べるとコリコリした食感を味わえるのだという。

ちなみに赤センマイとは牛の4つある胃袋のうちの4番目の部位で別名ギアラ。小腸に近い甘みのある脂がたまらんそうで、白米との相性がイイらしい。フム……

もうこの情報だけでもすでにウマそうだが、そこに味噌ダレをぶちこむ組み合わせは外すわけなかろう。

ま、こういうのは論より証拠。食べてからが勝負だな……と思っていたのだが、まさかあんな大変なことになるなんて。この時、想像もしていなかった。

・上司が泣いた
まずは編集長の羽鳥から実食。1つ食べて味わったところまではよかったが、ここで想定外の異変が起きたのである。

机に突っ伏して苦笑いする羽鳥。えっ、どうしたん!? と思ったのも束の間。絞り出すようにこう言った。

羽鳥「ほんとに申し訳ないんだが、実は……」

羽鳥「ホルモン苦手なんだァ……」

羽鳥「2個まで頑張るからァ……」

おいおい、待て待て。老眼が発動しているオッサンが泣くんじゃない! しかも、編集長が部下の目の前で簡単に涙を見せるな!!

──とも思ったが、食べられないものは仕方ないし泣いちゃったのも仕方ない。ホルモン入りというのを隠し、福岡の餃子としか伝えていなかった私も悪かった。

ちなみに2個で許して食べてもらった結果、完全にホルモンが入っている姿はタコ焼きを連想したそうだ。

丁寧に1つ入っているのはいいなと思って、餃子にタコ入れてもウマいんだろうなってことが分かったらしい。なお、それ以上はダメージを負っていて聞き出せなかった。

一方、福岡出身でホルモンどんとこいな私はコレ好きである。ビールにも合うのはもちろん、白米でもイケる味。どちらかといえば飲み屋の一品かな〜という印象だ。

味噌ダレの味付けもいいし、餃子を食べ終わった頃にポロッとホルモンが出てくるのも面白かった。

ここだけの話、ホルモンをそのまま食って酒飲んでも大差ないじゃないかと本末転倒なことを思う自分もいたが、餃子だと考えたら珍しいしウマいのは間違いない。

ちなみに天神ホルモンのHPによると、ホルモン餃子は店舗で食べられないレアメニューだという。

博多駅マイング内福さ屋直売店、福岡空港内の玉屋、それから福さ屋の通販ページと限られたところでしか取り扱っていないのでご注意を。

参考リンク:福さ屋「ホルモン餃子」、天神ホルモン
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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