大阪名物“ねぎ焼”発祥の店『やまもと』で一番人気のねぎ焼「すじねぎ」を食べてきた!
2022年2月6日(日)10時48分 食楽web
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大阪グルメの代表であるお好み焼きには、スタンダードなソース味のほかにもう一つ、名物といえる一品(味)があります。それが「ねぎ焼」です。
大阪・十三で誕生した「ねぎ焼」は、青ねぎをたっぷり使った生地を醤油ベースのソースで食べるのでサッパリしていて、お好み焼きとかなり印象の違う料理となっています。
カワイイねぎのキャラクターの看板もポイント
ねぎ焼で一番有名なお店は、何といっても十三にある『ねぎ焼やまもと』。そもそも、ねぎ焼はこのお店で考案されたメニューだそうで、発祥の地としても人気があります。
大阪駅から阪急電車で北へ2駅行ったところにあるのが、十三(じゅうそう)という駅。駅を降りて西へ5分ほど歩いた商店街の入り口にこのお店があります。
店の中央にはスタッフが調理する鉄板があり、その周りにお客さん用の鉄板がコの字型に囲んでいるという作りになっています。
一番人気の「すじねぎ」と、絶品の「焼そば」を味わってみよう!
「デラックス焼きそば」1210円
今回はお店でも一番人気の「すじねぎ」をオーダー。焼きそばも絶品と噂なので、サイドメニューに「デラックス焼そば」も注文しました。
注文後しばらくすると、最初に「焼そば」が到着。目玉焼きがトッピングされていて、テンションがあがります。それではいただきます!
焼そばの麺はやや太めで、ムチっとした食感。そこにイカや豚肉、牛肉などの具材が入っています。ちなみに焼そばは、ねぎ焼と違ってソース味です。
具材の旨みを含んだ脂がたっぷり絡まった焼そばは鉄板の上に提供されるので、時間と共に冷めるどころか、麺にカリッと焦げ目がついて食感と香ばしさがアップ! 最後まで美味しく食べられるのもポイントです。
たっぷりのねぎと醤油味でさっぱりとした「ねぎ焼」
「すじねぎ」1210円
アツアツの焼きそばを食べていると、メインの「ねぎ焼」が焼き上がりました。青ねぎに加え、牛すじ肉とこんにゃくが入った「すじねぎ」は、お店で一番人気の一枚です。
コテで食べやすい大きさにカットして、いただきます。ふんわりとした食感ですが、生地よりねぎが多いくらい。中に入っているすじ肉がホクホクとしていてまた、美味しい。
味付けには醤油ソースとレモンがかけられています。ソースとマヨネーズ味の一般的なお好み焼きと違い、かなりさっぱりとした印象!
ねぎ焼きを食べたつつ、こってりソース味の焼そばを食べる……。普通の焼きそばとお好み焼きならソース味がかち合ってしまいますが、「ねぎ焼」なら味のすみ分けができて両方の味わいをじっくりと堪能できますね。この両極端な風味が、実にビールに合う!
『ねぎ焼やまもと』は都心部からのアクセスもいいので、ぜひ王道の「ねぎ焼」を食べに訪れてみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎けいたろう)
●DATA
ねぎ焼やまもと 本店
住:大阪府大阪市淀川区十三本町1-8-4
TEL:06-6308-4625
営:11:30〜22:00(L.O.)
休:不定休 ※詳細は店舗ホームページをご覧ください
http://www.negiyaki-yamamoto.com/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。