番地に「イロハ」を使うのは石川県だけ 郵便局すら分からない「謎の文化」

2019年2月10日(日)21時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年1月29日放送の「教えて小倉さん」のコーナーでは、北國新聞論説委員の小倉正人さんが、石川県の番地の特徴について説明していました。


石川の人に出す年賀状、または、石川の人から来た年賀状の住所は、番地が「イロハ」になっていることが多くないですか?


理由は分からず


実は、この「イロハ」の番地が全県に広がっているのは、石川県だけだそうです。千葉県などでは一部使われていたり、東京では明治初期に使われていたりしました。


東京で、この番地がなくなったのは、明治の地租改正の改革で「イロハ」が「1.2.3」と簡単に整理されたため。


なぜ、石川県にだけ「イロハ」が残ったのかは、郵便局でもわからず、複雑な歴史的背景があるようです。


その後も明治22年の市制・町村制施行のとき、昭和30年代の旧町名が消えていったときなどに古い言い方を守った町、新しい言い方に変えた町などそれぞれの考え方で、番地も変わっていきました。


石川では、「イロハ」がしっくりしていたのでしょうね。(ライター:りえ160)

Jタウンネット

「郵便局」をもっと詳しく

タグ

「郵便局」のニュース

「郵便局」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ