朝ドラ「ブギウギ」新キャスト　藤間爽子が趣里の幼なじみ役、運命の相手役は水上恒司に

趣里がヒロインを務める連続テレビ小説第109作「ブギウギ」。この度、ヒロイン・花田鈴子の最愛の人と、大阪編の鈴子を取り巻く出演者が明らかになった。

本作は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ鈴子が、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく物語。

日本随一の演芸会社・村山興業の御曹司で、鈴子の人生に大きな影響を与える運命の相手・村山愛助を、朝ドラ初登場となる水上恒司。転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来一番の仲良しである幼なじみ・タイ子を藤間爽子が演じる。

水上さんは「村山愛助を演じられるのは世界で私だけである自覚を持って趣里さん演じる花田鈴子と世界で1番ブギウギな音を奏でていきます」と意気込み、藤間さんは「オーディションを受けた時からビビッと根拠もない自信があり『必ずこの作品に携わりたい！』と願っていたので、出演が決まった時は本当にうれしかったです」とふり返った。

実家である銭湯「はな湯」の人々として、常連客をなだぎ武、岡部たかし、楠見薫、妹尾和夫。釜炊き・ゴンベエを宇野祥平、鈴子の弟・六郎をオーディションで選出された黒崎煌代が演じる。

なだぎさんは「念願の朝ドラレギュラー。母親に伝えたら、拍手して喜んでくれた。これで一つ親孝行が出来た気持ちです」と出演を喜び、岡部さんは「波乱万丈なスズ子の人生にも優しく温かい記憶として残るようなあほのおっちゃんにしたいと思います」とコメント。

宇野さんは「僕が演じるゴンベエは、一言でいうと謎の人です」、黒崎さんは「動物が大好きで、ピュアで真っ直ぐな心を持つヒロインの弟です」と役どころを説明。楠見さんは「にぎやかに、毎朝元気をお届け出来るよう頑張ります！」と意気込み、妹尾さんは「町のお医者さん 熱々先生役です。がんばります！」と話す。

ほかにも、道頓堀にある梅丸少女歌劇団の人々として、音楽部長を橋本じゅん、専属ピアニストを森永悠希、親会社でもある「梅丸」の社長を升毅。団員たちがよく訪れる洋食屋の面々として「ジャルジャル」の福徳秀介、後藤淳平も出演する。

新たな出演者決定を受けて、趣里さんは「愛助役の水上さんとは初めての共演ですが、まっすぐな瞳の中にあるあたたかさが印象的で、ご一緒できること、とてもうれしく思います。鈴子の人生の中で唯一無二の大切な存在として、制作現場を共に乗り越える仲間として丁寧にコミュニケーションを重ねながら２人の物語の温もりを伝えていきたいです」とコメントを寄せている。

連続テレビ小説「ブギウギ」は秋放送開始予定。