マンダム、メンズ美容家電「ium」を立ち上げ - 全国のドン・キホーテで新製品を発売へ

2024年3月1日(金)16時43分 マイナビニュース

マンダムは、新たにメンズ美容家電の「ium(イウム)」ブランドを立ち上げた。全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)および楽天市場にて3月1日より、新製品『ヘアドライヤー』『ストレートアイロン』『マルチトリマー』を発売する。担当者は「初めて美容家電を手に取る男性でも気軽にスタイリングを楽しめ、自分らしさを自由に表現できるブランドの提案です」とアピールする。
○マンダムの知見やノウハウを活かしたメンズ美容家電
男性の間でも、美容に関する意識が高まりつつある昨今。とはいえ美容家電を使用している男性となると、まだ一部の層にとどまっている。そこでマンダムでは、メンズヘアに関する知見、長年にわたるスタイリングのノウハウなどを活かして「ium」を立ち上げた。
○ガジェット感のあるヘアドライヤー
「ヘアドライヤー」は、風量の自由調節×温度の5段階調節に対応した製品。髪にダメージを与えないように乾かすだけでなく、髪を乾かしながら根元を立ち上げる、風量を調節してパーマ感を残す、といったベーススタイリングも行える。温度設定は冷風+温風4段階(40度、60度、80度、100度)。手元のホイールを動かすことで、弱風から強風まで自由に風量を調節できる。
○ヘアアレンジ自由自在「ストレートアイロン」
「ストレートアイロン」は、指先で毛束をつまむような感覚で、ストレートからパーマ風まで自由自在にヘアアレンジできる製品。男性の短い髪も挟みやすい15mm幅のプレートで、しっかりクセ付けできる。ホイールスイッチでは100〜220度まで温度を設定可能。髪の根元や顔の周りに触れても熱を感じにくい耐熱フェルトカバーも付けている。約20秒で約140度まで温度を上げることのできる高速ヒート機能により、忙しい朝でもすぐに使えるのも特徴のひとつ。
○全身メンテナンスに「マルチトリマー」
「マルチトリマー」は、これ1本でツーブロックのメンテナンスからムダ毛の処理まで全身の毛を自在に整えることのできる製品。長さを4段階(3mm、6mm、9mm、12mm)で調節できるマルチアタッチメントと、刃が肌に直接触れないように設計されたVIO用(2mm)のアタッチメント付き。防水仕様のため、バスでも使用できる。フル充電では最大約50分の連続使用が可能。
○■メンズ美容家電の大きな伸びしろ
iumの開発担当者であるマンダム ブランドマーケティング一部の小坂洋介氏は、同社が美容家電を投入する背景について「まだ男性のなかには『男が必要以上に美容にこだわるのは恥ずかしい』と考える人も多くいらっしゃいます。また、世に出ている美容家電の多くは女性向けに作られており、男性が使うにはハードルが高いのも事実です。そこで男性のカラダとココロに長年寄り添ってきたマンダムなら、このタイミングで男性に向けた美容家電を提案できるのではないか、と考えました」と説明する。
一方でドン・キホーテの運営元であるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス PB企画開発部の川上知大氏は「ドン・キホーテにおいても、男性向けの美容ブランドは売上が伸長しています。なかでもマンダムさんのヘアワックスなどは売れ筋です。今回、そうした商品とも強い親和性があるメンズ美容家電の『ium』を発売できるということで、大きな伸びしろを感じています」と期待を寄せる。ちなみに全国のドン・キホーテ460店舗あまりで取り扱うことが決まったという。
ドン・キホーテでは、店内に設置のディスプレイで新製品「ヘアドライヤー」「ストレートアイロン」「マルチトリマー」のHOW TO動画を公開。来店者に向けて、各アイテムを使ったおすすめのヘアスタイルの作り方などを伝えていく。この動画は、iumの公式YouTubeチャンネル(@ium_official)でも公開する。
最後に、小坂氏は「もうスタイリング剤だけで髪の毛をセットする時代ではなくなりました。我々としても、ドライヤー、ヘアアイロンを使ったスタイリングが男性にとって身近なものになるよう、ドン・キホーテさんのお力も借りて展開していきます」とむすんだ。
近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら

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