テレビで話題の広島産牡蠣のオイル漬け「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」を取り寄せてみた

2024年3月1日(金)10時0分 食楽web


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●漫画『おとりよせ王子 飯田好実』や、人気テレビ番組『坂上&指原のつぶれない店』、『満天☆青空レストラン』などにも取り上げられた広島県産牡蠣のオイル漬け「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」。その味わいとは?

 あれは1年半ほど前のこと。テレビを観ていたら、オイルに浸した牡蠣の瓶詰めが映っていました。「ぷりぷりで美味しい!」とスタジオで絶賛されていたので、食べたいな〜と思いつつも、その日は購入するまでの気持ちになれずにスルー。


倉崎海産がつくる「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」(1998円)

 後日、またテレビを観ていたら、同じ牡蠣の瓶詰めが取り上げられていて、この商品が「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」(1998円)という商品だということがわかりました。広島県で牡蠣の養殖から加工まで手掛ける倉崎海産の商品のようです。

「2度もテレビで観るなんて、これは運命に違いない!」と思い、注文しようとしたものの、なんとすでに完売……。欲しいのに手に入らないとなると、どうしても食べたい! となるのが人間の性(さが)というものです。紆余曲折を経て、最近ようやく購入できました。取り寄せた牡蠣は、期待以上の絶品。色々な食べ方を試したので、牡蠣の味わいとともにご紹介しましょう。

張りがあってプリップリ! 上品な旨味がじっくり味わえる


蓋を開けると牡蠣がたっぷり。箸を通じてプルンプルンの食感が伝わってくる。オイルはコーン油

 いざ、瓶詰めの蓋を回してオープン! ぎっしりとオイルの海に沈んだ牡蠣が出現。量の多さに思わず笑みがこぼれました。同時に、オイルの上品な香りが漂ってきて、ほのかな醤油のニュアンスも感じます。

 牡蠣を箸でつかむと、プルンと気持ちのいい弾力性が伝わってきて、もうこの時点でジューシーさの気配がダダ漏れしています。身も大きくビジュアル的にも美しいので、口に入れるのがもったいなくなりますが、もう我慢できません!

 身の詰まっている部分をパクっとひと口。プリッとした食感の後、みずみずしい牡蠣の旨味が口の中に一気に広がりました。うーん、旨い! フォアグラのような複雑なコク深さとオイルの香りが長く舌に残ります。体全体に、じわじわと牡蠣という名の幸せ成分が広がっていくような感じです。

 そしてこの牡蠣、味が濃くてコク深いので、ご飯やパンとも相性抜群な予感がします。そこで、バゲット、ご飯、パスタと合わせて食べてみることにしました。

テッパン! バゲットと牡蠣の組み合わせ

 まずはバゲットに合わせてみます。アヒージョなど、オイル煮と呼ばれる料理の付け合せとしてバゲットはテッパン。絶対合うはずです。

 トーストしたバゲットに、瓶のオイルを少し染みこませて牡蠣を置きます。パリッとかじってみると、小麦と醤油の香りが駆け抜け、それを追うようにしてバゲットの香りと牡蠣の重厚な旨味のパンチが交互に襲ってきます。強烈に旨いです。ワインが欲しい!

 バゲットのハードな食感と、牡蠣のプリップリの食感のコントラストも素晴らしい。いつまでも牡蠣の濃厚な味が中和されずに舌の上に残留します。冷やした白ワインと一緒に味わうと、さらに楽しい時間を過ごせそうです。

オンザライスも最高! 脳に幸福がかけめぐる


牡蠣のオイル漬けをごはんと味わってみる

 さて、次はご飯との相性を試してみましょう。炊きたてのご飯に牡蠣をオン! オイルがあたたかい白米に触れることで、オイルと醤油の香りが一段と立ちます。ご飯が冷めぬうちに、お米にのせた牡蠣をそっと口へ運搬。

 最初にこってりとした牡蠣のインパクトが訪れた後、はじけた牡蠣のフレッシュな旨味を白米がふんわり包みこみます。これを噛むとどうなるかといえば、旨味の海が口内に誕生します。味わっているうちに、心身が幸せの海にどっぷり浸かりました。頭に浮かぶのは「至高」の二文字です。

 興奮冷めやらぬまま、今度はオンザライスではなく、おかずと白米を順番に食べてみます。牡蠣をひとくち食べて、間髪入れずに白米を口へ投入。醤油の尖った味を感じられるので、この方式もまたご飯が進みます。醤油×牡蠣×白米=最強。無限に食べられそうです。

パスタとの相性はいかに?


牡蠣パスタを作ってみた

 さて、最後に合わせるのは、パスタです。まずはシンプルにゆでたパスタを用意。それに瓶に入っていたオイルを絡めて、牡蠣をトッピングしました。

 食べてみると、旨味が強く、後味もさわやか。しかし牡蠣の旨味がパスタ全体に行き渡っていないせいか、全体的なまとまりという点ではやや物足りなさを感じます。ただし、これはあくまでざっくり絡めただけだから。パスタと牡蠣の相性自体はバッチリです。ちょっとパスタに一工夫すれば、格段に美味しくなるはず。そこでアレンジパスタを用意してみました。

和風パスタとの相性は最強!


起死回生の和風パスタ

 まずはめんつゆ・ニンニク・牡蠣のオイルを組み合わせてソースを作り、その上に牡蠣をトッピング。簡単な和風パスタですが、思った以上によい香り。パスタの湯気に牡蠣の香りがのった、ナイスパスタの予感です。

 フォークで牡蠣とパスタをからめて、ひと口。咀嚼した瞬間、ビビッときました。格段にパワーアップしています。オンザライスと引けを取らない、もしくはそれ以上の美味しさです。入り口はジャンキーなのに、味わいが奥深くて立体的。いつまでも食べていたい味です。個人的にドンピシャな味だったので、実は翌日も同じパスタを作ってしまいました。

まとめ


「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」(食楽web)

「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」は、牡蠣そのものの濃厚な旨さと香りが最高。インパクトの強い味なので、シンプルにご飯・バゲット・パスタと合わせてみましたが、すべて最高。特に最後の和風パスタとの相性は素晴らしかったです。もちろん、そのままつまみながらお酒を楽しむのももちろんアリ!

 ほかにもいろんな料理や調味料と組み合わせて楽しめそうです。お酒好きや牡蠣好きの方はぜひ一度お取り寄せしてみてください。

(取材・文◎中たんぺい)

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