「同年代の集団のパワーはすごいんですよ」と保育士さん。保育園はうちの子にとって負担じゃないかと思っていたけど…

2022年3月14日(月)11時2分 マイナビ子育て

保育園児となった娘・ふーみんの語彙やできることが増え、急成長していく様子に驚いた青鹿さん。先生に「保育士の関わり以上に、同世代の集団のパワーが大きいんですよ」と教えられたもののよくわからず、どういうことなのか詳しく聞いてみました。

お互いに見て触れて吸収していく

同年齢はもちろん年上の子も成長への刺激になる

保育園が本格的に始まって数週間。ふーみんにとって保育園に通うことが負担ではないか、などと少し心配していたのですが、できることが劇的に増えてビックリしました。

特にふーみんが靴を靴箱にしまえるようになったことに驚いていると、先生からは「保育士の補助もありますが、同年代の集団(友達)のパワーが大きいんですよ」と意外な回答。

入園時のふーみんは1歳と少しで、友達と一緒に遊んだりできる年齢ではなく、たとえ集団でいたとしてもお互いに別々の遊びをしていたり、同じおもちゃを使っていたとしても関わることなく個人で遊んでいたので(平行遊びというそうです)、「同年代の集団のパワー」と聞いて不思議に思いました。

ところが、先生は「3歳ぐらいまでは平行遊びが主なんですが、でも子どもたちはお友達を見ていないわけではないんです。じつは周囲の子どもの動きや行動をよく見ていて、それらをマネしたり試したりしているんですよ」と教えてくれました。

そうか、そうだったのか〜!!!

また、「ここは小規模園なので、ちょっと上のクラスの子とも合同保育になることがあります。そうすると、お兄さんやお姉さんが励ましてくれたりする刺激でグンとできることが増えたりするんです」と先生は言いました。

もちろん、それぞれの発達の段階に応じて、保育士さんが声をかけたり、補助をしたり、促したりしてくれた上でのこと。でも、保育士さんは「子どもたちは自分の目で世界を見て、様々なものを吸収して成長していくんですよ。保育士は、その芽を見つけて手助けしているだけなんです」とおっしゃっていました。

そうして子どもが新しいことに挑戦したり、成長したりするには、保護者との安定した関係という土台が大事だとも聞き、家での時間もより大切にしようと改めて思ったんです。

ふーみんにとっても、親の私たちにとっても、保育園は大切な場所になりそうだと感じた出来事でした。

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青鹿ユウ

漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。 Twitter:@burubanblog:http://aoshikayu.com/

(編集協力:大西まお)

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