北海道出身ライター激推し! 函館のローカルコンビニ『ハセガワストア』で買いたい「弁当&総菜」8選

2022年3月19日(土)10時50分 食楽web


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 函館にあるローカルコンビニエンスストア『ハセガワストア』(通称ハセスト)。観光の際に立ち寄りたいスポットとして人気がありますが、地元の人にとっては“ハセスト”なくして生活できない! というほど、愛してやまない存在です。

 B級グルメとしても知られる名物の「やきとり弁当」は、店舗ごとに焼き場が設置されています。地ワインの「はこだてわいん」の赤をふきかけて焼き上げるのがポイント。


「やきとり弁当(小)」490円

 海苔を敷いたご飯の上にやきとりが串ごと乗っているシンプルな一品ですが、これが旨い。店舗ごとに串付けし、作り置きしないのもこだわりです。タレ、塩、塩だれ、うま辛、みそだれから選べますが、初めて食べる人は一番人気のタレのチョイスがおすすめです。

 さて写真を見て、おや? と思った人もいるでしょう。実は函館では、やきとりは豚の精肉で作られるのが一般的。鶏肉を食べたい場合は、“やきとりのとり”とわざわざ注文するところがローカルルールなのです。とはいえ、どんなに美味しくても毎日「やきとり弁当」は食べるわけではありません。

「じゃあ、地元の人はハセストで何を買うの?」。そこで13店舗あるうちの一つで、ベーカリーも併設している『中道店』で、おすすめの商品をピックアップしてみました。

美味しさはもちろん、安さも売り! 260円の「豚コロ丼ぶり」の味わいは?


「豚コロ丼ぶり(小)」260円(以下、全て税抜)

 やきとりに使われている豚肉を使ったハセストオリジナルの丼ぶり。甘辛い特製タレが、コロコロでジューシーな豚肉によく絡んでいます。ぶつ切りの長ネギも甘みがあり、香味がアクセント。小サイズですが、ボリュームは一般的なコンビニエンスストアで売られている丼ものとほぼ同じ。コストパフォーマンスの良さも、地元の人に愛されている理由の一つです。


手前:「とりかわのからあげ」95円、奥:「豚のから揚げ」232円

 惣菜類も豊富です。晩酌に合わせてちょっとつまめるものが、ちょうどよいサイズ感で販売されているのがうれしい! 「とりかわのからあげ」はなんと100円を切る安さ。濃いめの味付けで、ビールとの相性バツグンです。ハセストならではの「豚のから揚げ」は、しっとり系の衣で肉も柔らかいです。


「マヨザンギおにぎり」139円、「よくばりおにぎり(鮭・筋子)」195円

 とにかくボリュームがあり、お得感のある価格が素晴らしい! 「マヨザンギおにぎり」も「よくばりおいぎり(鮭・筋子)」も、成人男性の握りこぶしほどの大きさ。一般的なおにぎりの2倍ほどの大きさなので、これ1個でもお腹にたまります。

 ちなみに「マヨザンギおにぎり」は大きなザンギがまるまる1個入っていて、カロリーはなんと476kcalと爆弾級。話のネタとしても、ぜひお試しあれ。

話題のちくわぱんも! 「中道店」なら併設ベーカリーで焼き立てパンが手に入る


「エクレア風メロンパン」165円、「サクサクたまごパン」147円

 さて、「中道店」の最大の特徴は、併設のベーカリーにて焼き立てパンを購入できるところです。名物は「メロンパン」や「ちくわパン」ですが、他にも美味しそうなものばかり。個人的に好きなのは「サクサクたまごパン」。カレーパンの卵サラダ版で、まったりとした卵サラダが揚げたパン生地とよく合います。

「エクレア風メロンパン」は、天面にチョコレートのコーティングがあり、メロンパンの間にクリームが挟まっています。とにかく大きく、ボリュームも満点。甘いものをお腹いっぱい食べたい、という欲望をしっかり満たしてくれます。

お土産には「冷凍やきとり」がおすすめ


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 さて、お土産用にチェックしたいのが、冷凍の「やきとり」各種です。人気のタレも良いですが、冷凍を買う時は「塩ダレ」や「うま辛」、「みそだれ」など、濃い味のやきとりがおすすめです。

 湯煎で温めるだけで炭火感のあるやきとりが完成しますので、おつまみはもちろん、夕飯のおかずにも重宝しますよ。

 函館にしかないローカル感満載の『ハセガワストア』。ホテルに帰って簡単に食事を済ませたい時にも重宝します。ぜひ立ち寄ってみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●SHOP INFO

店名:ハセガワストア中道店

住:北海道函館市中道2-14-16
TEL:0138-54-1521
営:24時間
休:無休

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