「町内会のせいでキャリア崩壊。班長を押し付けられ、仕方なく時短勤務に...」(長野県・30代女性)

2020年3月21日(土)17時0分 Jタウンネット

いくら地域のためとはいえ、いつも町内会の活動に参加できるわけではない。それぞれの家庭に、仕事や子育てなどの都合があるからだ。


しかし、もし活動への参加や、役職に就くことを強制されたら。そして、そのせいで仕事に大きな支障が出てしまったら。想像するだけで、嫌な気持ちになってくるだろう。


今回ご紹介するのは、そんな経験をした女性のエピソード。投稿主は、長野県に住む30代の女性・I子さんだ。はたして、彼女の身に何が起きたのだろうか。


事情を説明しても無視され...


私は夫と二人暮らしをしている30代の会社員で、結婚を機に一軒家を購入しました。子供がいないので夫婦共働き、夫も私も正社員として忙しい毎日を送っています。


夫は管理職で日々激務に追われていて、帰宅が日付をまたぐことも頻繁にあるほどでした。


そんなある日。18時頃に私が帰宅すると、年配の男性が我が家の玄関前で待っているではないですか。何だろうと思い慌てて車から降りて話を聞いてみると、町内会の次期班長を私の夫に任せたいとのことでした


班長はどのような内容の仕事をしなければならないのかとお聞きしたところ、平日のごみステーションの清掃や地域の募金等の集金をしなくてはいけないとのこと。


この地域に住む以上、何らかの形で町内会に参加しなければと考えてはいましたが、平日の清掃活動などを仕事で多忙な夫がこなせるとは思えません。


夫も私も平日は仕事をしており、時間に余裕がないということを伝え、班長になることは出来ない旨を丁寧に説明したのですが、その年配の男性は聞く耳を持ってくれません。


そんな押し問答をしているうちにどんどん時間が過ぎてしまったため、話し合いは後日する形になりました。


3日後、再び町内会の男性が我が家に来たのですが、今回は一人ではありませんでした。同じ町内会の元班長など5人ほどの男性も一緒です。


彼らは口をそろえて「皆やってきたんだから、お宅にもやってもらわないと困る」というのです。どんなに説明をしてもその一点張りで話になりません。


一軒家を購入してしまったので引っ越したり、逃げだしたりすることも出来ないため、結局私が会社に時短勤務を申し出て町内会の班長の役割を果たしています。


私も勤務する会社でもっとキャリアを積もうと考えていた矢先だったので、正直痛手です。


この町に家を建てて後悔しています。


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