乳液とクリームの違いは?50代以降でクリームを使うべき理由は?更年期を経て肌のしぼみを感じる人こそ、効果を実感できる

2024年3月26日(火)12時30分 婦人公論.jp


(撮影◎ジョン・チャン)

年齢とともに不足する油分やレチノールなどの美容成分をバランスよく、しっかり肌に届けられるのがクリームの強みです。だからこそ50代以降は、クリーム使いがマスト。肌悩みや肌タイプ、使い心地で選んで、朝晩のケアに加えましょう(撮影◎ジョン・チャン 取材・文◎古屋美枝 スタイリング◎シダテルミ)

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クリームの疑問Q&A


Q1)50代以降はクリームを使ったほうがいい?

「50代の肌は20代と比べると、皮脂量が約半分になってしまいます。油分を補うためにもクリームはマストと言っても過言ではありません。実はクリームを塗布すると、皮膚温が2℃ほど上昇、血流が良くなって肌代謝が上がるという研究結果も。

また、油溶性の美容成分であるレチノールやビタミンEなどを多く配合できるため、肌の深部にまで届けられるというメリットもあります。大人世代が使わない手はありません」(小西さやかさん。以下同)

Q2)乳液との違いは何?

「一般的に、乳液の油分は約20〜30%。対してクリームは約30〜40%というのが大きな違いです。50代以上の肌は真皮や皮下組織の厚みが薄くなっているのに、表面の角層だけは厚くなっている状態。そのため水分が浸透しにくく、油分は浸透しやすい。ですから、美容成分をしっかり肌に届けたいなら乳液よりクリームがベスト。

ベタつくのが苦手という人は、夜だけでもいいので活用しましょう」

Q3)いろいろある種類から何を選べばいい?

「美白や引き締め、ゆらぎ肌対応など、多様なクリームがあるので、今、自分の肌に足りていないものを選ぶのが一番。

個人的に、エイジングサインが気になる50代以上の肌には、肌弾力が増すタイプのクリームが効果を実感しやすいと思います。不足している油分を補うことができるので、肌がふっくらするはず。シワ改善のクリームもおすすめです」

Q4)クリームの効果的な使い方は?

「夜はたっぷり、朝は適量で使用しましょう。全顔につけるのが苦手なら、乾燥や小ジワ が気になる目元や口元だけでもOKです。

何を使っても効果を感じにくいという人に試してみてほしいのが、洗顔後、化粧水の前にクリームをつけること。クリームの油分が浸透して肌がほぐれ、有効成分が肌に届きやすくなります」

ハリとツヤをアップさせたいなら


クリームの一番の得意分野は、ハリ・ツヤをアップさせること。

肌に油分をたっぷり送り込むことで、ふっくらするだけでなく、美容成分も肌の奥まで届けてくれます。

更年期を経て、エストロゲン値の低下による肌のしぼみを感じている人こそ、効果を実感できるはず。

シワや弾力のなさなど、悩みに合わせたアイテムでケアをしましょう

1:BI-SU フェイスクリーム(ムスク)40g ¥22,000/エムスタイルジャパン
天然のスキンケア成分、希少なアナツバメの巣エキスを限界まで配合。美肌菌に着目し、バリア機能をサポート。

2:ソワンノワールクレーム N 50mL ¥45,760/パルファムジバンシイ
太古の昔から過酷な環境に耐えてきた漆黒の藻の力を凝縮。肌が本来持つ光を取り戻して、若々しい印象に導く。

3:コラーゲン グリーンティー セラミドバウンスクリーム 50mL ¥4,070/ INNISFREE
リポソーム化した低分子コラーゲンを約600億個も配合。バリア機能を助け、弾むような肌を叶える。

4:ムーンパール エクストラクリーム 30g ¥33, 000/ミキモトコスメティックス
黒蝶貝の真珠層から抽出した、アミノ酸やペプチドを豊富に含む独自成分を配合。うるおい、ハリ、弾力のある肌を叶える。

5:Re/U モイスチャライジングクリーム5 30g ¥12,250/Re/U
品質を保つため冷凍便でお届け。2000種類以上のサイトカインを含むヒト乳歯由来の幹細胞培養上清液やCICAの働きで肌を健やかに。

6:バイタルパーフェクション シュプリームクリーム コンセントレート〈医薬部外品〉50g ¥19,800/SHISEIDO
乾燥による小ジワを目立たなくし、引き締まってシャープな印象のツヤ肌へ。

7:インナーシグナル SCリッチクリーム 30g ¥8,800/大塚製薬
加齢や乾燥により重層化し、ターンオーバーを妨げている角層にアプローチ。高保湿、弱酸性の成分で保湿し、なめらかでキメの整った肌に導く。

※記事内の商品価格はすべて税込です

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