韓流アイドルへのメッセージもずらり　目黒川名物のボンボリが気になる

2018年3月29日（木）20時0分　Jタウンネット

桜が満開になった東京都内の目黒川沿いで、今回も名物のボンボリがずらりと並んだ。

ツイッター上などでは、そこに書かれたユニークメッセージに関心が集まっている。

「だんだん個人の誕生日祝いなどが出てきた」

「あやこ愛してる」「亜矢子誕生日おめでとう」

ピンクと白のカラフルなボンボリに、こんな個人的なメッセージが大きく書かれている。

こんな写真2枚をツイッターで2018年3月26日に投稿したのは、柿ピー研究家の中倉隆道さんだ。2つのボンボリは、同じ人のメッセージかもしれない。中倉さんは、このツイートで、「色んな愛の示し方あるね　協賛名がコレで良いなんて素敵すぎる」と感心していた。

ボンボリは、「目黒川桜まつり」に合わせて、地元住民らでつくる「目黒川を豊かな生活環境にする会」が1987年から始め、桜まつりは4月8日の開催で32回目となる。ただ、ボンボリの数が多いため、今回から、同会が目黒川の下流地域を、「目黒川上中流の会」がそれ以外の地域を担当することになった。

目黒川上中流の会では、3月24日から4月10日までの日程で、目黒川の両岸約2キロにわたって、約2500個のボンボリを並べた。一般の人からも、「名入りボンボリ」1個2500円をネット上などで募集し、2月22日の締め切りまでに100件余りの応募があった。

事務局長の柏井栄一さんは3月29日、「以前は、川沿いの企業、お店の協賛が中心でしたが、だんだん個人の誕生日や喜寿のお祝いなどが出てくるようになりました」とJタウンネットの取材に話した。

今回は、「腰病で孫が抱けない」といったユニークメッセージも見られ、ツイッター上に写真が投稿されている。

このメッセージと「今年で69才・ア〜ア」（アは○で囲んである）は、同じ人によるものではないかと見られているようだ。

「最近は、韓流系メッセージがぼつぼつ増えてきましたね」と事務局長の柏井栄一さんは話す。

ツイッター上では、韓流アイドルへのメッセージを書いたボンボリの写真が大量に投稿されている。

例えば、韓国の男性アイドルグループ「東方神起」のメンバーや元メンバーらに向け、「東方神起祝再始動」「幸せはユチョンと共に」などとボンボリに書き込まれた。また、18個ものボンボリを1字ずつ使って、「俳優チャングンソクを応援し続けます」などと並べたケースもあった。

日本のジャニーズ系アイドルへのメッセージも多く、「祝KAT-TUN復活」「堂本剛様祝 39歳心に響く歌声を...」などと書かれていた。