和名は「電気石」。実は宝石の中で最も色のバリエーションが豊富な10月の誕生石とは?

2022年3月31日(木)19時1分 マイナビ子育て

大切な人や自分を守ってくれる、身に付けるだけで気分が上がる、そんなお守りのような存在、誕生石。2021年12月には63年ぶりに日本の誕生石が改定され、新たに10石が追加、全29石になりました。この連載では、そんな新・誕生石の特徴や魅力を紹介します。10月は「オパール」と「トルマリン」です。

10月の誕生石は何?

10月の誕生石は、「オパール」「トルマリン」の2種類です。その特徴や意味を紹介します。

オパール(石言葉:希望・幸運・忍耐)

神秘的な輝きが浮遊する、その輝きは唯一無二の存在。個性的・多方面に才能を発揮

オパールは、動かすとキラキラと浮遊する虹色の輝き(遊色効果)をもつ宝石です。水分を多く含む宝石としても知られています。ホワイトオパール、ブラックオパール、ボルダーオパール、ウォーターオパール、メキシコオパール、ハイドロフェーンオパールなどさまざまな種類のオパールが存在し、ひとつひとつ集める楽しみもあります。一つとして同じものがないと言われるほど多彩な色合いを持つ宝石です。

トルマリン(石言葉:希望・愛情・思慮深さ)

情熱的で周りに力を与える最もカラーバリエーションのある宝石、誰もが自分の色に出会える宝石

トルマリンの名称は、さまざまな色の石を意味するシンハリ語のtourmaliに由来し、宝石の中で最も色のバリエーションが豊富な種類です。トルマリンは単一の鉱物名ではなく、グループ名で、結晶構造は同じでも化学組成が違う30種以上の鉱物種が含まれます。熱や圧力をかけると帯電する性質があり、和名で電気石と呼ばれています。

一度見たら忘れられない美しいネオンカラーのパライバトルマリンや、鮮烈な赤色のルベライト、深い藍色のインディコライト、ウオーターメロンなど多彩な色合いがあり、好みの色が選べる宝石です。

(文:株式会社 明治堂 会長 望月英樹、写真:協同組合山梨県ジュエリー協会)

<関連記事>✅「推し色×ジュエリー」で気分がアガる! 「Crossfor」で見つけた赤・青・黄色の華やかジュエリー✅波型や角砂糖、フルーツのようなアクセサリーにキュン! ジュエリーショップ「L&Co.」の個性派ジュエリー3選✅チラッと魅せるデザインに一目惚れ♪ 「jewelry aimer」の普段使いしやすいジュエリーに注目!

マイナビ子育て

「誕生石」をもっと詳しく

「誕生石」のニュース

「誕生石」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ