70歳パート、年金も受給しています。住民税非課税になると、国民健康保険税を支払う必要はありますか?

2024年4月13日(土)20時30分 All About

年金制度に関することは難しい用語が多く、不安になってしまう人もいるのでは? 今回は、住民税非課税になった場合の国民健康保険税の支払いについて、専門家が回答します。

写真を拡大

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。
今回は、住民税非課税になった場合の健康保険税の支払いについてです。

Q:年金とパート給与をもらいながら住民税非課税になると、国民健康保険税を支払う必要はありますか?

「70歳で年金を受給しながらパートをしている者です。年金とパート給与をもらいながら住民税非課税になると、国民健康保険税を支払う必要はないのでしょうか?」(匿名希望)

A:国民健康保険税(国民健康保険料)を払う必要がありますが、軽減される可能性があります

住民税と国民健康保険税(国民健康保険料)の計算方法は異なります。そのため住民税が非課税の世帯であっても、前年の所得に応じて、国民健康保険税の支払いは発生するでしょう。
国民健康保険税が免除される世帯とは、生活保護世帯です。ただし住民税非課税世帯であれば、国民健康保険税が軽減される可能性はあります。
国民健康保険税の計算方法については、自治体によって異なりますので、詳しくはお住まいの自治体の市区町村役場で確認してみましょう。
文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士)
銀行員、税理士事務所勤務などを経て自営業に。晩婚で結婚・出産・育児した経験から、日々安心して暮らすためのお金の知識の重要性を実感し、メディア等で情報発信を行うほか、年金相談にも随時応じている。
(文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士))

All About

「年金」をもっと詳しく

「年金」のニュース

「年金」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ