ピスタチオや苺餡を使ったおはぎも! 奈良の可愛すぎるおはぎ店『うめとおはぎ』に行ってきた

2022年4月17日(日)10時50分 食楽web


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 東京では桜もひと段落し、初夏を感じさせる気持ちの良い日が増えてきました。時を同じくして、奈良県にある奈良公園でもちょうど桜が満開。絶好の観光シーズンを迎えていました(4月7日現在)。


この日は気温20度近くになり、鹿も心地よさそう

 さて、観光の後は、お土産を物色するのも旅の楽しみですね。奈良県というと、奈良漬けや日本酒、柿の葉寿司、三輪そうめんなど定番のお土産がありますが、実はスイーツも得意。世界的に評価を受けたパティスリーがあったり、カヌレの人気店があったり、スイーツ好きなら一度は訪れたい場所なのです。

 帰路につく途中、ふらっと立ち寄ったのが、近鉄「大和西大寺駅」の構内にある飲食店や土産処が集う「Time’s Place」。そこで一目ぼれした奈良の新土産をご紹介します。

 それが、3月にオープンしたばかりのおはぎ専門店『うめとおはぎ』。「手毬わさび葉寿し」など寿司を製造する『梅守』の新業態だそうで、甜菜糖を使用した無添加のやさしいおはぎを提供しています。保存料なども使用していないので、消費期限は当日中となっています。

見た目の麗しさと味のバリエーションが唯一無二!

 今回は全8種類「紅つばき」、「苺のモンブラン」、「奈良のお煎茶黒豆」、「深煎りまめくら大豆のきな粉」、「つぶあん」、「奈良の和紅茶ミルクティーの香り」、「ピスタチオ・ピスタチオ」、「吉野の山桜」を購入してみました。

 ひと際目を引く、赤い大輪が咲いた「紅つばき」は、花びらに苺、葉には抹茶のフレーバーを組み合わせています。午前中のうちに売り切れてしまうこともあるほど人気があるのだとか。

 個人的に好みだったのが、「奈良の和紅茶ミルクティーの香り」。ミルクティーらしいまろやかな甘さと、奈良県産和紅茶の豊かな香りが絶品! もち米にミルクティーの餡ってどうなのかな? と思いましたが、まったく違和感がないどころか、食べ終えた後はちゃんとおはぎを食べた満足感があるのがお見事でした。

「苺のモンブラン」も苺のジューシーな香りと甘酸っぱい味がとても爽やか! 甘さ控えめで大人好みの一品でした。

 すべては紹介しきれませんが、一つひとつ丁寧に作られていて、お皿に並べただけでうっとり。餡のやさしい甘さともち米の軽やかが絶妙で、見掛け倒しではなく、正統派のおはぎに遊び心と現代的な要素を加えた真面目なスイーツでした。


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 変わり種の他にも、王道の「つぶあん」や「きなこ」もありますので、年齢問わず楽しめるのも魅力です。おはぎというと甘さが強く、重ためという昔ながらのイメージがある人にとっては、『うめとおはぎ』の一品は新鮮に感じるのではないでしょうか。奈良観光の新しい土産として、ぜひ参考にしてみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

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