NISAでオルカンに毎月5万円「大暴落の時は、苦しかった」34歳男性が積立投資を約1年間続けた結果は？

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

34歳・年収350万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は北海道に住む34歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻（29歳）、子ども（2歳）

金融資産

世帯年収：本人350万円、配偶者200万円
世帯金融資産：現預金約200万円、リスク資産約63万円

リスク資産の内訳

・投資信託：約63万円

積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／NISA：2024年から
2024年から新NISAで積立投資を始めたという今回の投稿者。
投資額はeMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）に「月5万円」で積み立てているとのこと。
投稿のあった2025年1月時点の運用実績については「元本60万円→運用益込約63万円」と、徐々に利益が出ている様子です。
「2024年の年初から基本的には右肩上がりでした。8月に一時的にガクッと評価額が下がりましたが、年間のトータルでみると、利回りはプラス。1年しか経過していないので、大幅に資産が増えたという感じではないですが、銀行預金と合わせて200万円くらいまで資産を増やせた」とあります。

34歳・年収350万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは？

「基本的には倹約家で、計画的にいろいろな物事を進めていく」タイプだという投稿者。
積立投資は「少額から無理なく始められ、老後や将来に向けた資産形成ができる」点でメリットを感じているそう。
いっぽうで、「8月の大暴落の時は、全て売却した方が良いのか不安になって、その気持ちをこらえるのは精神的に苦しかったです」と悩んだこともあると言います。
その経験から「普段の生活に支障が出ないように余裕資金で始めると、長く続けられる」と改めて実感したとのこと。
新NISAについては、「今後は成長投資枠でも投資をしてみたい」と語られていました。
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(文:あるじゃん 編集部)