永遠の命と最高の快楽の追求… 世界の富裕層が注目する3つの最新科学研究!

2023年4月18日(火)7時0分 tocana

 2018年、TOCANAでは、富裕層が注目する最新の科学的研究3選を紹介した。SF作品などにはよく「冷凍保存」の描写が登場するが、実際は人体を冷凍すると細胞膜が破壊されてしまうため、現在に至るまで実用化されていない。しかし、100年後の技術であれば、”解凍しながら復元することも可能になるだろう”という考えのもと、現代医学では不治とされる病を患った人だけでなく、最近では、富裕層の後期高齢者さえも躊躇なくこの方法を選ぶとか。彼らは本気で、死ぬ前に冷凍保存されれば、いずれ未来の技術で蘇ることができると信じているのだ。人間のはてしのない欲望と、それを叶えるための最新科学をテーマに2018年5月の記事を再掲する。


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※こちらの記事は2018年5月1日の記事を再掲しています。


 人間の生命には限りがある。しかし、財産が100億円以上ある富裕層は「ひょっとすると自分が生きている間に命も金で買えるようになるのでは」と、お金がかかりそうな最新の科学的研究に関心を持っている。


 


1. 人体の冷凍保存で未来に復活

 まず最初にほとんどの富裕層が一度は関心を持つのが「冷凍保存」だ。彼らには、どのような医学的課題も200年我慢すれば最終的に解決される、という基本的な考え方がある。だから、死ぬ前に冷凍保存されれば、いずれ再び蘇ることができる。


 以前は不治の病にかかった富裕層がこの方法を選択していたが、今では後期高齢者の富裕層が死ぬ代わりにこの方法を選ぶ。その理由は、あと50年も経てば研究が進み、遺伝子のカウンターをリセットして若返ることができるようになりそうだから。


 問題は、冷凍保存技術が未完成なことで、現在の方法では体液の水分が氷結する際に細胞膜を破壊してしまう。水が氷になると体積が1.1倍に膨張するからだ。そうならないように体液を不凍液の人工体液で置き換える研究も進んでいるが、これはまだ実用化されていない。


 しかし富裕層は心配していない。その時期が来たら、今の技術のまま冷凍保存されることを選択する。冷凍保存で破壊された細胞膜も「100年後の技術であれば解凍しながら復元していくことが可能になるであろう」と考えるのだ。


 


2. 頭部移植で永遠の命を

 富裕層が最近関心を持っているのが、頭部移植手術である。すでにサルでは成功し、2017年末にロシア人の筋ジストロフィー患者を対象に中国で世界初の頭部移植手術が敢行された。この術式は患者の頭部をマイナス15度に冷やしたうえで、特殊な新素材を用いてドナーの遺体に接着するという方法だ。


 この手術の術式が完成すれば、末期がんの患者も首から下をすっかり入れ替えることで健康体に戻ることができる。さらには70歳の高齢のお金持ちが首から下を20代に取り替えて過激なスポーツも楽しむことができるようになる。


 手術は成功したと発表があった一方で、頭部移植を受けた患者が新しい身体を自分で動かすことができるようになったかどうかは不明である。脊椎の接続は現在の医学では不可能と言われている分野なので、たとえ移植手術が完了しても手足を動かすことは難しいのではないかと言われている。しかし、数年後には手術の事例も増え、やがて術式が完成する日が来るはずだ。


 1件の頭部移植手術に動員される医師と看護師は、合計150人。手術費用は1000万ドル(約11億円)だが、それが何だろう。富裕層にとってみればポケットマネーで手にはいる20代の肉体。あと少し待てば、金持ちにはその選択ができるようになるだろう。


 


3. ペニスと睾丸の増量で性の悦びアップ

 最近、一部の富裕層の関心を呼んだのが、アメリカのジョン・ホプキンス大学によるペニスと睾丸の移植手術成功というニュースである。アフガニスタンで負傷したアメリカの軍人に対して行われ、今回の成功で性機能がほぼ正常に回復するとされている。富裕層が興味を持っているのは、この方法を使うことで「2本目のペニス」を装着できる可能性が開けたことだ。同時に睾丸も増量できることから、一晩に何回でも装てんが可能になる。


 富裕層の関心事は、その巨大な富を使って「自分だけの力を手に入れる」ことである。2人の女性を同時に悦ばせることができる悪魔のような力——。それさえも金で買うことができるのだ。

tocana

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