現実世界にジンオウガ襲来!? 腕に覚えあるハンターは愛知・豊橋で一狩りいこうぜ
2024年4月23日(火)21時17分 Jタウンネット
「一狩りいこうぜ!」
人気アクションゲーム「モンスターハンター」シリーズのCMなんかでよく使われていたフレーズである。そう誘われて行く場所といったら、ゲーム内の様々な狩猟フィールドだ。しかし、2024年4月24日〜7月31日には、その限りではない。
上記の期間、日本国内のとある街がモンハンにジャックされ、モンスターたちも現れる。
そこで我々が「一狩り」行く場所は——。
愛知県豊橋市だ!
4月24日、JR東海が展開する「推し旅」キャンペーンとカプコンの大規模コラボプロジェクト「CAPCOM TRIP TOKAI」の現地企画第3弾「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」がスタート。
豊橋駅構内や観光案内所など、市内各所に大型展示物やのぼりが設置される。
公式サイトや展示箇所のひとつである「こども未来館ニコニコ」の公式サイトに掲載されているイメージ画像を見るに、室内に巨大なジンオウガも現れるようだ。
また、豊橋鉄道の路面電車も「モンハン」仕様になって街中を横断。オリジナルデザインの1日乗り放題乗車券も販売される。
さらにイベントの期間中は、豊橋市内を巡るデジタルスタンプラリー「トヨハシクエスト」を"受注"可能。施設や店舗など各スポットに設置された二次元コードをスマホで読み込むとクエストが表示され、クリアすると内容に応じた「カプ旅ステッカー」がもらえる仕組みだ。
参加するハンターは、あちこちに存在するモンハン要素を探しながら、豊橋の街の魅力を堪能できるというわけだ。
モンハン好きもそそられてしまう今回のイベント、どんな経緯で企画されたものなのか。
Jタウンネット記者は16日、東海旅客鉄道(以下、JR東海)営業本部に話を聞いた。
「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」
取材に応じた同本部需要創出グループ副長・福井一貴さんによると、JR東海は「推し旅」というキャンペーンを通じて、アニメやゲームなど様々なコンテンツを活かした新たな新幹線の需要創出を掲げている。
そしてモンスターハンターは2024年3月、20周年を迎えたばかり。節目の年に過去例のない規模感でのモンハン体験を創ることで、世界観を日本や世界のファンに楽しんでほしいと考えていた。
そこに、産業・観光などの魅力発信と若年層の受け入れをテーマに掲げていた豊橋市も同調。
「豊橋ファン」を増やすための企画を、JR、豊橋市、カプコンの3者で作り上げたという。
「お客様自身がハンターとなって街に散りばめられたミッション『クエスト』をクリアしていくというリアル体験を楽しんでいただきながら、『見る』『食べる』『遊ぶ』といった様々な体験を通じて、豊橋の魅力をたくさん知っていただくような機会にしていただければ幸いです」(福井さん)
腕に自信のあるハンターは、豊橋へ、一狩り行こうぜ!