10年後「AIロボットと人間が一緒に働くと思う」7割

2018年4月26日(木)14時45分 リセマム

10年後(2028年)にはAIがどこまで広がると思うか

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10年後(2028年)には、「AIを搭載したロボットと人間が一緒に働くと思う」人は73.2%にのぼることが、フォーサイトが発表した調査結果により明らかになった。生活・仕事の質は「向上する」と思う人が多かった。

 「10年後のAI、現在のAI」に関するアンケートは、全国の20歳〜49歳の男女を対象に実施したもの。有効回答数は1,442サンプル。調査日時は2018年4月2日〜3日。

 10年後(2028年)にはAIがどこまで広がると思うかを聞いたところ、「多くの産業でAI活用が当たり前になる」74.3%、「仕事でAIを活用したツールを使うことが一般的になる」73.9%、「AIを搭載したロボットと人間が一緒に働く」73.2%などが多かった。また、少数ではあるものの「人間とAIの間で戦争が勃発する」と18.2%が考えていた。

 「人間はAIのおかげで完全に働く必要がなくなる」は、20代23.8%、30代18.7%、40代13.9%が「実現する」と回答。「社会問題の多くがAIによって解決する」は、20代43.8%、30代39.3%、40代30.8%「実現する」と答えており、年齢が上がるにつれてAIへの期待度は下がる傾向にあることがわかった。

 AIによって10年後(2028年)の「生活の質が向上する」は49.5%、「仕事の質が向上する」は49.2%と約半数を占めた。一方、幸福度については「向上する」18.8%、「低下する」19.7%であった。

 AIについての現在の理解度を聞くと、「あまりわからない」49.5%がもっとも多く、「少しわかっている」28.8%、「まったくわからない」17.1%、「よくわかっている」4.6%が続いた。AIについて「かなり勉強する必要がある」「多少勉強する必要がある」と回答した人は合わせて55.6%にのぼるが、AIの勉強をする具体的な予定がある人は11.5%と少数だった。

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