せっかくの旅行なのに雨が…でも、大丈夫! “雨の日の沖縄”が楽しくなる「とっておきの遊び方」4選

2024年4月27日(土)20時45分 All About

実は日照時間が短く晴れの日が少ない「沖縄県」。せっかくの旅行なのに「雨でがっかり」ということも……。しかし、たとえ雨が降ったとしても沖縄には楽しいスポットがたくさん! 沖縄在住の筆者が雨の日の遊び方についてご紹介します。

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せっかく沖縄旅行に来たのに「雨でがっかり」という経験をしたことはありませんか? 実際に、沖縄の日照時間は全国平均より短く、時期によっては雨の日が続くことも少なくありません。
南の島だからといって、太陽がサンサンと降り注ぐ日ばかりではないのです。
しかしながら、たとえ雨が降ったとしても沖縄にはたくさん楽しいスポットがあります。晴れの日に負けず劣らず楽しむことができるので、今回は、雨の日の遊び方についてご紹介します。

1:話題の屋内スポットを満喫!


沖縄には観光客の方々が楽しめる屋内スポットがたくさんあり、雨の日でなくても多くの人でにぎわっています。
中でも筆者がオススメしたいのは、2024年4月29日にオープンする話題のスポット「Little Universe OKINAWA(リトルユニバース沖縄)」。
那覇空港から車で約20分の場所にある「イーアス沖縄豊崎」内にできるので、アクセスもしやすいと思いますよ。
リトルユニバース沖縄は、複合型ミニチュアテーマパーク。広大な敷地内に1/80スケールのミニチュアがテーマごとに展示されます。
ここで見逃せないのが、首里城を中心に18世紀の琉球王朝を表現したエリア。在りし日の首里城が、精密なミニチュアとなってよみがえります。その他、最新鋭の3Dスキャナーを使って自身のミニチュアが作れるなど、楽しみ方もいろいろ。
ちなみに、同じく雨の日も楽しめる「DMMかりゆし水族館」も、このスポットが入っている「イーアス沖縄豊崎」に併設されていますので、あわせて巡ってみるのもいいのではないでしょうか。

2:ダイビングやシュノーケリングは雨の日もOK!


雨の日でも、沖縄の海の中の美景を楽しむことはできます。ショップにもよりますが、危険を伴う雨天でない限り、ダイビングやシュノーケリング体験は雨の日でも実施されることが多いです。
晴れの日と比べると多少薄暗くはなりますが、晴れて日差しが強すぎる日より魚が見えやすい場合も。水面に落ちる雨が作り出す波紋を海の中から見られるのも、雨の日ならではの楽しみ方です。

3:沖縄の文化にふれる1日を過ごしてみる


沖縄には独自の文化や歴史があり、それを知ることでより沖縄を身近に感じることができます。
筆者のおすすめは「沖縄県立博物館・美術館」。企画展はもちろん常設展も充実の内容で、博物館では、自然史・考古・美術工芸・歴史・民俗のテーマ別に貴重な展示を見ることができます。
館内にはカフェやショップもあり、オリジナルグッズはお土産にもおすすめです。ゆいレールのおもろまち駅から徒歩10分ほどなので、アクセスも便利です。
また、博物館・美術館で沖縄の工芸を見るだけではなく、実際に体験をすることでも、沖縄の文化を感じることができます。
沖縄の焼き物(陶器)である「やちむん」や「琉球ガラス」をはじめ、「紅型染め」や各諸島の織物などの工房にも体験プログラムがありますので、利用してみてください。
体験プログラムは、各工房以外だけではなく宿泊先で案内してもらえることもありますので、現地で確認するのも良いと思います。ただし、雨の日は混み合うことが予想されますので、天気予報を確認し、予約やお問い合わせはお早めに。

4:深緑ドライブは雨の日だけのお楽しみ


最後に、とっておきの雨の日だけのお楽しみをひとつご紹介します。
沖縄は海も美しいのですが、“亜熱帯の深緑”も負けず劣らず魅力的なことをご存じでしょうか?
特に、力強い木々の葉が雨に濡れる姿は美しいを通り越して、神々しささえ感じます。そんな雨の日の深緑を眺めるドライブに出かけるのはいかがでしょうか。
深緑ドライブに行くなら「やんばる」エリアがおすすめです。やんばるとは、沖縄本島の恩納村以北のエリアのこと。
中でもやんばるの東海岸沿いは森が深く、名護市あたりから沖縄本島の最北端辺戸岬を目指すコースをドライブするのが気持ち良いです。
雨に打たれさらに濃くつやっぽくなる島の森の姿は、雨の日にしかお目にかかれません。危険が伴う悪天候でなければ、雨の日の沖縄ドライブも素敵な思い出になると思います。くれぐれも運転には気を付けて。
沖縄には、雨の日でも楽しめるスポットがたくさんあります。旅行時の天候が悪くてもがっかりしないで、その日だからこそできることを楽しんでくださいね。

稲嶺 恭子プロフィール

大手出版社で情報誌編集に携わり、退社後シンガポールへ。現地日本人向け情報誌編集部を経て、帰国後は沖縄へ移住。シンガポール、沖縄での経験を生かして、2007年よりフリーランスの編集&ライターとして、主にアジアと沖縄をテーマとしたガイドブック・雑誌・書籍・ウエブ媒体などで活躍中。All About シンガポール・沖縄ガイド。
(文:稲嶺 恭子(ライター/エディター))

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