【大学受験2025】新設・定員増の認可申請…理工系統が多数

2024年4月30日(火)17時45分 リセマム

大学の学部新設(認可申請中/2024年8月末認可予定) (c) 2024 旺文社 教育情報センター

写真を拡大

旺文社教育情報センターは2024年4月26日、「2025年新設・定員増予定の学部・学科情報(認可申請状況)」をWebサイトに掲載した。理工系や情報系を中心とした新設や定員増の認可申請が多数あり、2025年度の入学定員は、現時点で2,181人の増加を予定している。

 「2025年新設・定員増予定の学部・学科情報(認可申請状況)」は、2025年度新設・定員増に向けて認可申請のあった学部・学科について、文部科学省が公表した情報などをもとに旺文社がまとめたもの。なお、記載内容は認可申請段階のものであり、今後変更があり得る。

 2024年4月時点で判明している2025年度の大学1年次入学定員の純増予定数は2,181人。内訳は、大学の新設が160人増、学部・学科の新設が640人増、3月末申請までの定員増が1,571人増、募集停止の大学2校の入学定員として190人減。

 増加予定の2,371人をみると、設置者別では私立大学が9割近い2,098人にのぼる。エリア別では、首都圏1都3県が593人、京都・大阪・兵庫が804人と、2つの大都市圏が約6割を占めている。

 系統別では、理工系統や情報系が目立っている。旺文社教育情報センターによると、新設・定員増の認可申請手続きは理系人材・高度情報専門人材の育成を推進する国の施策「大学・高専機能強化支援事業」に紐づいており、今回の国立大の理工系統の定員増計画はすべて該当。公私立大学でも福井県立大(恐竜)、大妻女子大(データサイエンス)、追手門学院大(理工)、関西大(ビジネスデータサイエンス)、武庫川女子大(環境共生)、安田女子大(理工)、松山大(情報)が、支援事業の第1回2023年度公募で選定されているという。

 その一方で、2025年度以降の学生募集停止を決めた学校は、旺文社の調べで4月25日現在、大学2校、短大23校。大学ではルーテル学院大、高岡法科大、短大では上智大短大部、名古屋女子大短大部、武庫川女子大短大部などが、学生募集停止を明らかにしている。

 2025年度新設・定員増予定の学部学科については、一覧でも掲載している。

リセマム

「新設」をもっと詳しく

「新設」のニュース

「新設」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ