【やっちまった】新しいスタイル “フードコート系焼肉” の店『焼肉ぷらす』で注意すべきたったひとつのポイント
2024年5月1日（水）14時0分 ロケットニュース24
サクッと出かけてパッと食べられる焼肉といえば、当サイトでも何度かご紹介している『焼肉ライク』や『焼肉の和民』がその代表格。
これらの店のおかげで、焼肉はかつての “ごちそう” から“ファーストフード”へと新たなステージへと進んだ。
そんなワケで、今さら気軽に一人で食べられる焼肉店を見ても 驚かないつもりだったのだが、奈良で『焼肉ぷらす』を訪問した時は思わず「えっ!?」と声が出た。
コレってもしかして……さらに新しいスタイル、名付けて “フードコート系焼肉” なんじゃないかっ!?!?
・焼肉ぷらす in 針テラス
やって来たのは奈良県最大の道の駅、針T.R.S（はりテラス）。
三重県亀山市と奈良県天理市をつなぐ無料自動車道 名阪国道の途中にあり、大阪や名古屋への道中に立ち寄りやすい。関西のバイクの聖地としても知られている。
焼肉ぷらすは、そんな針テラス中にある。昼間のみの営業（11〜17時）で、ライス・味噌汁・キムチ付きの定食が税込980〜1480円とリーズナブル！
肉やサイドメニューの追加注文もできるが、基本的にメニュー数は少ない。必要最小限の構成で安価に提供することを目指しているように見えた。
なお 先に取材時の事情をお話ししておくと、ここのところ筆者はしばらく焼肉を食べていなくて「肉が食いてぇ〜〜っ！」と強く思っていたところ。
まさか針テラスに焼肉屋があるとは思っておらず、思わぬ肉チャンスに超ハッピーでウキウキと入店をしたのであった。
・お気軽ランチとしての焼肉
注文は、店の入口にある券売機から。
今回は国産牛ロース＆ヤマトポークバラのダブルミックスセット（税込1200円）を選んだぞ！
席に向かうと……なんだか異様な光景が広がっていた。
スタッフが一人もおらず、仕切りが付いた一人用のロースター席だけが殺風景に並んでいる。
なんだコレ、ディストピア焼肉か？ 新手の味集中カウンターか？ っていうか、そもそもどこで肉を受け取ったらいいんだ??
迷ってキョロキョロしていたら、答えはすぐ横に貼ってあった。
肉はフードコートと共通のカウンターから受け取り、火を付けて食べるのはセルフで、食べ終わったらトレーを返却口へと持って行く。
つまり ただコンロを使って肉を焼くだけで、一般的なフードコートとまったく変わらないシステムがそこにあったのだ！
一人用焼き肉店は数あれど、このスタイルは初めて聞いた。これはまさしくフードコート系焼肉やぁ〜〜〜っ!!!!
ってことで受け渡しカウンターに行ってみると、ちょうど肉が用意されたところだった。
焼肉ライクや和民に比べると少しボリュームが少ないが、なんていったって国産牛と銘柄豚。ぱっと見でも柔らかくて美味しそうだ。
さっそくロースターを点火して、
網が温まったら肉を置いていく。
特に牛肉は脂がひかえめなので、最初はくっつきやすいのが気になったかな。でも、アラサー以降の胃腸にはこれぐらいの肉がベスト！
牛も豚も十分に美味しく、特に豚はぶ厚くて脂の甘みがたまらない。さすがは生産環境や飼料にこだわって作られた奈良のブランド豚ヤマトポーク！
価格的にもお買い得だし、せっかく奈良に来たのならヤマトポークバラのダブルセット（980円）を注文してもよかったかもね。
食べ終わったら「席使用中」の札を置いて使用後のロースターであることを明示し、トレーを返却口に戻す。
かかった時間は30分ほどと、こんなにアッサリと焼肉を食べ終わったのは初めて。お腹いっぱいというよりは腹8分目ぐらいでストップした感じかな。
出張中や旅行の移動中などの休憩がてら、お気軽ランチとしてちょこっと焼肉を食べるにはピッタリなお店と言えよう。
実際に周りのお客さんも、一人でフラッと来てサッと肉を焼きスッと帰る人がほとんどであった。
・ガッツリ食べたい人はご用心
ところが、である。筆者はひとつだけミスをしていた。
……というのは、この日は久々の焼肉で「とにかくいっぱい肉が食べたいぜ！」という気持ちが最大限まで盛り上がっていたタイミング。
その結果 焼肉ぷらすの腹8分目じゃ物足りないと言うか、「さっき肉を食べたのに また肉が食べたいなぁ」という意味が分からない感情に陥った。
そして結局 この2日後、改めて別の焼肉店へ行ってお腹がはち切れそうになるまで食べてしまった。ちょっとだけ肉を食べたことが引き金となり、雪崩式に肉を我慢できなくなってしまったのだ。
実はこの問題、焼肉の和民に『夜ランチ』を食べに行った和才記者も陥ったワナ。
ちょこっと焼肉を食べようと思ったのに いつの間にか歯止めが効かなくなっていっぱい食べてしまうのは、コンビニエンス一人焼肉あるあるな永久の課題なのである。
焼肉ぷらすは立地上 運転中の人が多い（お酒を飲む人が少ない）＆メニュー数が限られているため、自制心がなくとも食べ過ぎる可能性は低いのかもしれないが……。
誤解のないように強調しておくと、焼肉ぷらすは気軽でリーズナブルに美味しい肉を楽しめる、間違いなく素晴らしいサービスである。
注意点はひとつだけ。焼き肉が食べたくて食べたくて仕方ない気分の時はやめておいた方がいい。フードコートでラーメンやカレーを食べるのと同じような “平常心” で訪問するのがオススメだぞ！
・今回訪問した店舗の情報
店名 焼肉ぷらす
住所 奈良県奈良市針町345
営業時間 11:00〜17:00
執筆：高木はるか
Photo：RocketNews24.
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これらの店のおかげで、焼肉はかつての “ごちそう” から“ファーストフード”へと新たなステージへと進んだ。
そんなワケで、今さら気軽に一人で食べられる焼肉店を見ても 驚かないつもりだったのだが、奈良で『焼肉ぷらす』を訪問した時は思わず「えっ!?」と声が出た。
コレってもしかして……さらに新しいスタイル、名付けて “フードコート系焼肉” なんじゃないかっ!?!?
・焼肉ぷらす in 針テラス
やって来たのは奈良県最大の道の駅、針T.R.S（はりテラス）。
三重県亀山市と奈良県天理市をつなぐ無料自動車道 名阪国道の途中にあり、大阪や名古屋への道中に立ち寄りやすい。関西のバイクの聖地としても知られている。
焼肉ぷらすは、そんな針テラス中にある。昼間のみの営業（11〜17時）で、ライス・味噌汁・キムチ付きの定食が税込980〜1480円とリーズナブル！
肉やサイドメニューの追加注文もできるが、基本的にメニュー数は少ない。必要最小限の構成で安価に提供することを目指しているように見えた。
なお 先に取材時の事情をお話ししておくと、ここのところ筆者はしばらく焼肉を食べていなくて「肉が食いてぇ〜〜っ！」と強く思っていたところ。
まさか針テラスに焼肉屋があるとは思っておらず、思わぬ肉チャンスに超ハッピーでウキウキと入店をしたのであった。
・お気軽ランチとしての焼肉
注文は、店の入口にある券売機から。
今回は国産牛ロース＆ヤマトポークバラのダブルミックスセット（税込1200円）を選んだぞ！
席に向かうと……なんだか異様な光景が広がっていた。
スタッフが一人もおらず、仕切りが付いた一人用のロースター席だけが殺風景に並んでいる。
なんだコレ、ディストピア焼肉か？ 新手の味集中カウンターか？ っていうか、そもそもどこで肉を受け取ったらいいんだ??
迷ってキョロキョロしていたら、答えはすぐ横に貼ってあった。
肉はフードコートと共通のカウンターから受け取り、火を付けて食べるのはセルフで、食べ終わったらトレーを返却口へと持って行く。
つまり ただコンロを使って肉を焼くだけで、一般的なフードコートとまったく変わらないシステムがそこにあったのだ！
一人用焼き肉店は数あれど、このスタイルは初めて聞いた。これはまさしくフードコート系焼肉やぁ〜〜〜っ!!!!
ってことで受け渡しカウンターに行ってみると、ちょうど肉が用意されたところだった。
焼肉ライクや和民に比べると少しボリュームが少ないが、なんていったって国産牛と銘柄豚。ぱっと見でも柔らかくて美味しそうだ。
さっそくロースターを点火して、
網が温まったら肉を置いていく。
特に牛肉は脂がひかえめなので、最初はくっつきやすいのが気になったかな。でも、アラサー以降の胃腸にはこれぐらいの肉がベスト！
牛も豚も十分に美味しく、特に豚はぶ厚くて脂の甘みがたまらない。さすがは生産環境や飼料にこだわって作られた奈良のブランド豚ヤマトポーク！
価格的にもお買い得だし、せっかく奈良に来たのならヤマトポークバラのダブルセット（980円）を注文してもよかったかもね。
食べ終わったら「席使用中」の札を置いて使用後のロースターであることを明示し、トレーを返却口に戻す。
かかった時間は30分ほどと、こんなにアッサリと焼肉を食べ終わったのは初めて。お腹いっぱいというよりは腹8分目ぐらいでストップした感じかな。
出張中や旅行の移動中などの休憩がてら、お気軽ランチとしてちょこっと焼肉を食べるにはピッタリなお店と言えよう。
実際に周りのお客さんも、一人でフラッと来てサッと肉を焼きスッと帰る人がほとんどであった。
・ガッツリ食べたい人はご用心
ところが、である。筆者はひとつだけミスをしていた。
……というのは、この日は久々の焼肉で「とにかくいっぱい肉が食べたいぜ！」という気持ちが最大限まで盛り上がっていたタイミング。
その結果 焼肉ぷらすの腹8分目じゃ物足りないと言うか、「さっき肉を食べたのに また肉が食べたいなぁ」という意味が分からない感情に陥った。
そして結局 この2日後、改めて別の焼肉店へ行ってお腹がはち切れそうになるまで食べてしまった。ちょっとだけ肉を食べたことが引き金となり、雪崩式に肉を我慢できなくなってしまったのだ。
実はこの問題、焼肉の和民に『夜ランチ』を食べに行った和才記者も陥ったワナ。
ちょこっと焼肉を食べようと思ったのに いつの間にか歯止めが効かなくなっていっぱい食べてしまうのは、コンビニエンス一人焼肉あるあるな永久の課題なのである。
焼肉ぷらすは立地上 運転中の人が多い（お酒を飲む人が少ない）＆メニュー数が限られているため、自制心がなくとも食べ過ぎる可能性は低いのかもしれないが……。
誤解のないように強調しておくと、焼肉ぷらすは気軽でリーズナブルに美味しい肉を楽しめる、間違いなく素晴らしいサービスである。
注意点はひとつだけ。焼き肉が食べたくて食べたくて仕方ない気分の時はやめておいた方がいい。フードコートでラーメンやカレーを食べるのと同じような “平常心” で訪問するのがオススメだぞ！
・今回訪問した店舗の情報
店名 焼肉ぷらす
住所 奈良県奈良市針町345
営業時間 11:00〜17:00
執筆：高木はるか
Photo：RocketNews24.
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