永野芽郁&田中圭のLINE公開は「プライバシーの侵害であり違法」 弁護士が熱弁、ベッキー事案はスルーした理由

2025年5月11日(日)12時15分 J-CASTニュース

弁護士でインフルエンサーの岡野タケシ(武志)氏が2025年5月10日、女優の永野芽郁さんと俳優の田中圭さんの二股不倫スキャンダル報道をめぐる持論を展開した。

「LINEトーク履歴の公開は、さすがにやりすぎ」

永野さんと田中さんをめぐっては、週刊文春が4月23日に不倫疑惑を報じていた。各社報道によると、双方の事務所は不倫関係を否定している。

5月7日には、週刊文春が続報として親密な2人のLINEメッセージのやり取りの内容を公開。親密なメッセージや、ツーショット画像などを掲載した。

岡野氏は9日、Xで「永野芽郁さんと田中圭さんのLINEトーク履歴の公開は、さすがにやりすぎ。報道の名を借りた公開リンチを見せられているようで、ただただ気分が悪い」と切り出した。

「そもそも法律的には、他人のLINEトーク履歴を無断で抜き出す行為は、プライバシーの侵害であり違法」と説明し、「そのトーク履歴が、政治家や官僚の汚職の証拠なら、まだ報道としての価値もわかる。でも、いち芸能人の不倫レベルでは、公益性があまりに弱い」とつづった。

「このまま放置すれば、そのうち本当に自殺者が出ると思う」

続く投稿では、スキャンダル報道をめぐり「違法に入手されたトーク履歴を、世間に晒して金儲け。報道機関として完全に腐ってる。これはスクープじゃなくて、ただの暴力」とバッサリ。メッセージの内容を文春側に渡した第三者を厳しく批判した。

「仲睦まじいLINEトーク履歴を、第三者が勝手に抜き出して文春に横流し。これ、もはやリベンジポルノに準じて処罰対象にすべきレベルの悪質さ。ただのプライバシー侵害でしかない」

弁護士としての観点から、「『不倫』は民事上の私的なトラブル。永野芽郁さんと田中圭さんが、田中さんの奥さんに対してどう責任を取るかという、それだけの問題」と説明し、「不倫報道自体はいいんですよ。法律的にも問題ない。問題なのは、『違法に入手されたLINEトーク履歴』を違法に入手されたものと知りながら金儲けのために世間に晒す行為」と報道の一部が法に触れる可能性を指摘した。

「永野芽郁さんと田中圭さんが、LINEのトーク履歴を違法に抜き取った第三者と、それを違法に入手された情報と知りながら拡散した文春を訴えるなら、周りの弁護士を集めて全力で支援したい」とも呼びかけ、「この問題は、ちゃんと判例を作って線引きしておかないと危ない。このまま放置すれば、そのうち本当に自殺者が出ると思う」と主張した。

「正直、ベッキーさんの時は特に何もコメントしなかった」

 

複数投稿にわたって持論を明かした岡野氏のもとには、「ベッキーの時も文春を批判したんですか?」「なぜ今だけ擁護するんですか?」といった指摘が寄せられたという。

 

岡野氏は、「正直、ベッキーさんの時は特に何もコメントしなかったと思う。理由は単純で、本業が忙しかったから」と説明。

 

「弁護士がXを連投し始めたら、きっと、仕事が暇なのか、仕事が行き詰まっていて気分転換を求めているのか。およそ、そんなところだと思う」とつづり、「私は今、左足ふくらはぎが肉離れ中で、予定が飛び、時間を持て余している。だからこそ、こうしてXであれこれ書いている」と明かした。

 岡野氏は8日、「昨日、かぐらスキー場のメインバーンにあるコブに跳ねられ、着地が悪く左足のふくらはぎに『ビキッ』と嫌な感覚が走った」とし、肉離れを起こし療養中であることを明かしていた。

J-CASTニュース

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