JR東海「リニア・鉄道館」、ジオラマの小ネタがニクい あの名CMをフィギュアで再現

2019年5月11日(土)18時0分 Jタウンネット

30年前のクリスマスシーズンの、ロマンチックなCMを皆さんは覚えているだろうか。1989年のJR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」である。山下達郎さんの「クリスマス・イブ」のメロディーにのせたこのCMは大ヒットし、出演していた牧瀬里穂さんの出世作になった。


そのCMを想い起させるシーンが、名古屋市にあるJR東海のリニア・鉄道館で再現されていた。


車両は新幹線ではなくリニアになっているが、ホームに置かれている人形は確かにCMで見覚えがある牧瀬里穂さんのいでたちをしている。


この人形が置かれた場所や設置理由について、リニア・鉄道館に話を聞いた。


本人も了解済み


CMのワンシーンを再現したリニアの列車と人形は、リニア・鉄道館の鉄道ジオラマ内のリニア中央新幹線名古屋駅のホームで見ることができる。ジオラマ内の名古屋駅の地下にあたる場所にある。


リニア・鉄道館の担当者によると、この人形が置かれたきっかけは2017年3月18日にリニア・鉄道館で開催したイベントに、牧瀬さんがゲストとして出演したことだった。翌19日から前述のリニア名古屋駅のジオラマの展示が始まっていたので、牧瀬さんや関係者と打ち合わせ、快諾の上で展示する運びになった。17年に展示を始めて早くも3年目になる。


鉄道好きの子どもを連れてやってきた親世代には懐かしい仕掛けだ。もっとも、1989年のCMの舞台は名古屋駅のホームではなくコンコースと改札で、新幹線の改札口で牧瀬さん演じる女の子が恋人を待つシーンで終わるのだが、リニア・鉄道館のジオラマではリニアのホームに人形が立っている。そこまで再現とはいかなかったようだ。


ともあれ、リニアの名古屋開業は27年が予定されている。その頃、あの名CMのような華やいだ光景がまたみられることに期待したい。

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