【サバとジャガイモのショウガバター酒蒸し】全部入れて蒸すだけで美味!酒の効果で臭みはまったく気にならず、肉じゃがとも、ジャガバターとも違う新しい味!

2024年5月14日(火)12時0分 婦人公論.jp


「サバとジャガイモのショウガバター酒蒸し」

栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第39回は「サバとジャガイモのショウガバター酒蒸し」です。

* * * * * * *

本日のメニュー
「サバとジャガイモのショウガバター酒蒸し」


食材の価格が上がっていて、買い物のたびにドキドキします。
野菜もしかり。値段を見て、伸ばした手を引っ込めることもしばしばです……。

そんな中、キラリと光るお買い得野菜を発見! 
片手の平にちょうどのるほどの大きなジャガイモが1個40円。

農林水産省のプレスリリースを見てみると、「令和6年5月は、ばれいしょがお買い得の見込みです!!」としっかり書かれています。
↓農水省のプレスリリースURL
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/engei/240430.html

何と嬉しい新ジャガ便り。
ありがたくいただくことにしました。

本日、ジャガイモに合わせるのは、1缶200円のサバ水煮缶。
味付けはショウガ、バター、酒、塩だけなので、主材料の合計金額はなんと280円。
1人あたり140円ほどでできるなんて、お得感抜群!

何より、「これ、ホントに蒸しただけ?」と、驚くこと間違いなしの美味しさ。
そのヒミツは……ショウガ&バター! 

それでは、いざ、酒蒸し。

「サバとジャガイモのショウガバター酒蒸し」の作り方



「サバとジャガイモのショウガバター酒蒸し」

「サバとジャガイモのショウガバター酒蒸し」 

■《 作りやすい分量 》

*冷蔵で2〜3日保存可

ジャガイモ……………………………大2個(約300g)
サバ水煮缶(汁ごと使用)…………1個(190g)
ショウガ(みじん切り)………10g
料理酒(塩分ゼロ)……………50ml
水…………………………………50ml
バター……………………………10g
塩…………………………………ひとつまみ
黒コショウ……………………………適量

■《 作り方 》

1)ジャガイモは皮をむき、厚さ1.5cmほどの半月切りにする。

2)鍋やフライパンに黒コショウ以外のすべての材料を入れて強火にかける。しっかりと沸騰したら蓋をして、強めの中火で12分蒸す。サバとジャガイモをフォークなどで軽く潰して混ぜる。

3)器に盛り、黒コショウをふる。

※蓋はきっちり密閉されない、のせるだけのタイプでもOK。
※塩ひとつまみは、指3本でつまんだ量です。


材料はこれと酒だけ。これだけで美味しくなるのは、やっぱり酒蒸しの力!

全部入れて蒸すだけで美味!


全部入れて蒸すだけなのに、こんなに美味しいなんて!

最後にジャガイモを少し崩すことで味の絡みが格段によくなります。
これは、ポテサラを作る感覚に似ています。

サバの旨味を吸い込んだジャガイモが、ほっくりしっとり。
ショウガ&バターの香りがふわり。
酒の効果でサバの臭みはまったく気になりません。

肉じゃがとも、ジャガバターとも違う新しい味! 
ジャガイモの懐の深さ、素材の旨味を生かして引き出す酒蒸しの力を再確認する一品となりました。

できたての熱々はごはんのおかずに。
残ったぶんは取り置いておつまみに。
冷え冷えの白ワインが欲しくなりますよ。

●今日のおまけ パルメザンチーズで洋風おつまみに

婦人公論.jp

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