「台湾・香港の独立派は死ね!」明治神宮の絵馬にヤバい落書き発見! 台湾ネット「これが中国人の民度レベルだ」 

2019年9月12日(木)8時0分 tocana

 8月19日、靖国神社の拝殿の幕に墨のようなものがかけられているのが見つかった事件で、警視庁は、近くにいた中国人の男を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。


 日本人にとっての神聖な祈りの場を冒涜する言語道断の行為だが、実は靖国と並んで東京を代表する別の神社でも、類似の事件が発生していた。


 台湾メディア「自由時報」(8月15日付)によると、事件が起きたのは明治神宮の絵馬奉納所だ。奉納されたある絵馬には、台湾で使用されている繁体字中国語で「願所愛之人、愛我之人、皆身体健康、事業順調、支持台湾独立(あなたが愛する人、私を愛してくれる人がみんな健康に過ごせますように。台湾が独立できますように)」と書かれていた。台湾の独立を願って書かれたこの絵馬だが、残念ながら奉納した人物とは別の何者かによって落書きがされていた。


 そこには、「台湾是中国不可分割的一部分(台湾は中国の分割できない固有の領土の一部である)」と中国大陸で使用される簡体字で書き加えられており、奉納者が書いた「We are not China」という英文の“not”の文字を塗りつぶし“one”という単語が書き加えられ「We are one China」と書き替えられてしまっていたのだ。


 今回の出来事について台湾のネットユーザーからは、「これが中国人の民度レベルだ」「さすが中国人! 下品だね」と皮肉を込めたコメントや中国人を批判する内容のコメントが多く寄せられている。


 また、別の絵馬には信じられない言葉も並んでいたことも報じられていた。やはり簡体字中国語で書かれた別の絵馬には、「港独、台独、的家里人不要再活着了吧(香港独立や台湾独立を主張する奴は死んでしまえ)」という呪いの言葉が記されていたのだ。


 台湾では来年1月に行われる総統選挙に向け、二大政党の候補者が出そろった。“一つの中国”を主張してきた中国政府は、台湾総統選への圧力を強めるため、中国市民の台湾への個人旅行を禁止する措置を打ち出すなど、台湾の観光業に打撃を与えたい構えだ。


 ともに訪日外客数の上位を占める中国人と台湾人だが、日本の観光地が両社の場外乱闘の場所にならないことを祈りたい。


(文=青山大樹)

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