「義母から電話が来るだけで泣くほど追い詰められてた産後の私。心配した実母とランチに行った帰りに...」(京都府・40代女性)

2024年5月26日(日)11時0分 Jタウンネット

シリーズ読者投稿〜あなたに届け、この「ありがとう」〜 投稿者:Rさん(京都府・40代女性)

長男を生んだ後、Rさんは産後うつのような状態に陥っていたという。

子育ては難しく、義母とも夫とも上手くいかない。そんな彼女を実母は心配し、気晴らしに連れだしてくれたが......。

<Rさんの体験談>

長男を出産後、2〜3年は嫁姑問題で夫婦仲も悪く、長男も育てにくい子で、毎日へとへと。

子育てに苦労して毎日大変だし、夫は寄り添ってくれず他人事で、姑からの着信画面をみるだけで息苦しく、涙が出てきました。

泣きながら実の母に電話する日々

しょっちゅう泣きながら実母に電話しては、話を聞いてもらっていました。

今思えば産後うつのような状態だった私を母は心配して、気晴らしに子連れOKなお店にランチに誘ってくれたりしていました。

ランチをしながら、色々な悩みや愚痴を聞いてもらい気持ちも晴れましたが、帰り道はいつも気が重かったことを今でも覚えています。

ある日のランチの帰り道。

駅の改札を出ると夕立が。傘もなく、ベビーカーもあり、傘を買いたくても、駅前にはコンビニもありません。

タクシー呼ぶほど家は遠くないし、だからと言って走って帰ると2人ともびしょ濡れになる距離。

駅で雨宿りすることにして、小雨になるのを待っていると......。

見知らぬ女性が駆け寄ってきて...

1人の女性が私たちの方へ走ってきます。手には傘を持っていて、話しかけてきました。

「あそこのマンションに住んでるものです。
さっき同じ電車を降りて、あなたたちの姿を見かけてて、帰宅後あなたたちの事が気になり窓から駅をみたら、雨宿りをしてる姿がみえたから......。
この傘、夫の会社のもので、スポーツ選手の顔がプリントされてて、派手だけど、よかったら使って!! 貰ってもらって大丈夫だから!!」

心身ともに疲れきっていた私は、その方の優しい気持ちが本当にありがたくて、何度もお礼をいい、ありがたく使わせて頂き、濡れずに帰宅できました。

あの時は本当にありがとうございました!!

断捨離を続ける中でも、あの傘は処分することができず、まだ大切に残しています。

ちなみにその後、私の息子2人も大きくなり、嫁姑問題も落ち着き、夫婦仲も良くなりました!!

「子育て中に助けてもらった思い出」聞かせてください

子育て、偶然出会った人に優しくしてもらったり、親切にしてもらったり、助けてもらったりした経験がある人は、少なくないはずだ。

もう一度会うことはできないかもしれないけれど、伝えたい「ありがとう」の気持ちをぜひJタウンネットに投稿してほしい。

また、Jタウンネットでは読者の皆さんの体験談をいろんなテーマで募集中。

誰かに伝えたい「ありがとう」「ごめんなさい」、旅先であったいい話、受けた「神対応」や親切自慢、新社会人時代に助けられたこと......などなど、誰かに話したい、心温まる思い出を教えてください!

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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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