2025年の横浜開港祭は10年ぶりに3日間開催! 見どころは? 花火は打ち上げられる?

2025年5月28日(水)22時30分 All About

6月2日の横浜開港記念日を祝う「横浜開港祭」。2025年5月31日~6月2日にみなとみらいの臨港パーク周辺で行われます。ワールドストリートや職業体験、噴水ショーなどが見どころです。

6月2日の開港記念日を祝う「横浜開港祭」。2025年は5月31日〜6月2日までの3日間、みなとみらいの臨港パーク周辺で行われます。今回の注目コンテンツやフィナーレを飾る花火の打ち上げについて紹介します(画像は全て提供)。

開港記念日を祝う「横浜開港祭」とは

横浜が開港したのは1859年7月1日(旧暦)で、現在の6月2日にあたります。横浜市では6月2日は「横浜開港記念日」としており、横浜市立の小・中学校・高等学校は休校となります。
横浜開港祭は、この6月2日の開港記念日を祝う市民のお祭りとしてスタート。今回で44回目を迎える初夏の風物詩です。
1981年のスタート以来、「Thanks to the Port〜開港を祝い、港に感謝しよう」をメインテーマとして掲げており、今回は70を超えるマリンイベント・ランドイベント・ステージイベントを展開します。

世界各地の魅力にふれよう! 「ワールドストリート」

2025年は、多種多様な文化との出会いを楽しみ、グローバルな市民祭を目指すという思いを込め「〜 OPEN×HEART OPEN×WORLD 〜」をサブタイトルとしています。
臨港パーク北側エリアの「ワールドストリート」には国際的な企業や団体がブースを出展。見て、触れて、話して、世界各地の魅力に触れられます。
このほか、臨港パーク内メインステージでは「国際ファッションショー」「世界のダンスステージ」といったワールドワイドなショーも!

さまざまな仕事に挑戦しよう! 「職業体験エリア」

子ども向けとして、「TSUKIYOMI株式会社プレゼンツ 横浜開港祭こども職業体験」を初開催。キッザニア東京の創業メンバー監修のもと、横浜のさまざまな職業を体験できる特別プログラムを実施します。
このほか、「東亜建設工業プレゼンツ わくわく!海で働く特殊車両展示」や「小俣組プレゼンツ Drone Soccer体験会」「神奈川県立海洋科学高等学校〜海・船・魚の学びを体験せよ〜」では、操作体験や学びの体験で子どもたちの可能性が大きく広がりそう。
公安官版SASUKEといわれる「スサノオジャパン横浜大会」では、現役官公庁職員やその経験者が参加するプロの部とあわせて、小学6年生までが対象のキッズの部も実施。参加してプロのスキルを実感してみては。
予約が必要なものもありますので、現地でご確認を。

最大25m! 水と音楽、光が調和する噴水ショー

パシフィコ横浜国立大ホール前面海上では、幅30m、高さ最大25mの噴水と音楽、光が調和する「横浜開港祭噴水ショー」も初開催。1日3〜4回、約10分のショーが繰り広げられます。夜間はライトアップし、幻想的な雰囲気に。
臨港パーク前 岸壁前では、一度は遊んだことのある、あのゲームの噴水版「噴水危機一髪」も楽しめます。

市民コーラス隊がハーモニーを響かせる!

横浜開港祭の目玉イベントといえば、「横浜銀行プレゼンツ ドリーム・オブ・ハーモニー」と「コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社プレゼンツ ビームスペクタクル in ハーバー」!
「ドリーム・オブ・ハーモニー」は、公募による多くの横浜市民が横浜港をバックに大合唱を披露するステージ。最終日となる6月2日の18:30からスタートします(予定)。心を1つにして生まれるハーモニーは感動的です。
「となりのトトロ」などでおなじみの井上あずみさんと、娘の今尾侑夕(いまおゆうゆ)さんがスペシャルゲストとして登場し、市民コーラス隊とともにキッズメドレーを披露します。

3日間のクライマックスを飾る「ビームスペクタクル in ハーバー」

3日間のクライマックス飾るのは、「ビームスペクタクル in ハーバー」。音楽に合わせ、光と音と花火(約3000発を予定)が融合した圧巻のショーです。「ドリーム・オブ・ハーモニー」に続き、19:20〜20:00(予定)。
いずれも観覧は無料ですが、有料の「臨港パークエリア/臨港パークステージ前シート席」も販売されています。3日間通してステージ前のシート席で観覧できるチケットとなりますので、ステージを観たい方もチェックしてみては。

6月2日は交通規制を実施

6月2日は16:00ごろからみなとみらい一帯で順次交通規制が始まります。18:00〜21:00までは、通行止めや完全封鎖で通れない道路もありますので、交通規制MAPをチェックし早めの移動をおすすめします。会場内のトイレも大変混雑しますので、余裕を持った行動を心がけてください。
横浜開港祭のメイン会場となる臨港パークへの最寄り駅は、みなとみらい線 みなとみらい駅(徒歩5分)、みなとみらい線 新高島駅(徒歩10分)、JR京浜東北・根岸線もしくは横浜市営地下鉄ブルーライン 桜木町駅(徒歩15分)となります。帰路は、横浜駅を目指すのがおすすめです。約1.5〜2kmで徒歩20分強です。
市民参加型のお祭り「横浜開港祭」。2025年は5月31日〜6月2日までの3日間開催されるので、足を運んでみては。会場は臨港パーク周辺で、10:00開場。
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。
(文:田辺 紫)

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