実店舗ではなくオンラインショッピングで購入する理由、1位は? - 2位たまったポイントで買える
2025年5月28日(水)15時50分 マイナビニュース
マイボイスコムは5月27日、オンラインショッピングの利用に関する調査結果を発表した。調査は2025年4月1日〜4月7日、8,947名を対象にインターネットで行われた。
○通信販売の申し込み手段
通信販売利用経験者(約85%)が、直近1年以内に利用した通販の申し込み手段は(複数回答)、「インターネット(パソコン)」が74.2%となっている。「インターネット(スマートフォン)」は50.6%、過去調査と比べて増加傾向にある。
○オンラインショッピングで購入する場面
直近1年間にオンラインショッピングを利用した人に、店頭ではなく、オンラインショッピングで購入する場面を聞いた(複数回答)。
「価格が安い」が63.2%、「たまったポイントで商品が買える」が40.8%、「クーポンやキャンペーンなどがある」「持ち帰りしにくいものを購入する」が各30%台だった。
「クーポンやキャンペーンなどがある」は、女性若年層で比率が高くなっている。「自分の都合のよい時間に購入したい」は、男性10〜30代や女性10・20代で低くなっている。
○ショッピングサイト利用時の重視点
直近1年間にオンラインショッピングを利用した人の、ショッピングサイト利用時の重視点は(複数回答)、「送料が安い・無料」が70.3%、「商品価格」「豊富な品揃え」が各60%台だった。
「割引サービス、キャンペーンなどが充実」「商品の説明がわかりやすい」「クチコミ・レビュー」「検索がしやすい」は女性で比率が高く、男女差が大きくなっている。
○オンラインショッピングの利用頻度
直近1年間にパソコンでオンラインショッピングを利用した人のうち、10回以上利用した人は5割弱だった。スマートフォン・携帯電話でオンラインショッピングを利用した人では、10回以上利用した人は4割弱となっている。
○パソコンのオンラインショッピングで購入したもの
直近1年間にパソコンからオンラインショッピングを利用した人が購入したものは(複数回答)、「食料品、飲料、アルコール」が53.2%、「衣料品」が44.2%、「書籍・雑誌・コミック(電子版以外)」が33.6%だった。
「食料品、飲料、アルコール」に続いて、男性は「パソコンなどコンピュータ関連機器」「家電製品、AV機器・カメラ、スマートフォン、携帯電話」となっています。女性は「衣料品」「化粧品、美容用品」が続く。「ギフト、生花、中元、歳暮」は、女性60〜70代で高い傾向にあった。
○スマホ・携帯電話のオンラインショッピングで購入したもの
直近1年間にスマートフォン・携帯電話からオンラインショッピングを利用した人が購入したものは(複数回答)、「食料品・飲料・アルコール」「衣料品」が各40%台、「靴・バッグなど衣類小物、装飾品など」「生活用品」「化粧品、美容用品」などが各20%台。女性では、「化粧品、美容用品」が4割強と高くなっている。女性10〜50代では、「衣料品」が1位だった。
パソコンから購入するものの順位と比べて、「衣類小物、装飾品」「化粧品、美容用品」は上位に、「パソコンなどコンピュータ関連機器」「修理用具・DIY、園芸用品、手芸用品など」は下位に位置している。
○オンラインショッピングサイト利用時の不満点
オンラインショッピングサイト利用時の不満点を尋ねたところ、以下の回答が集まった。
「paypay支払いができないサイトがたまにある」(男性19歳)
「Amazonにて予約購入しているのですが、当日発送してくださることがなく、数日後に発送になっていること」(男性34歳)
「検索で関係ない物も表示されてしまう事。(検索用に色々なワードを商品説明に入れている店が多い)」(男性53歳)
「置き配:雨の日に雨のかかるところにおかれていた。配送:あまりに乱暴に扱ったのが丸わかり。箱がゆがんでいた」(男性66歳)
「発送が遅かったり、置き配が選べないと困る」(女性38歳)
「品切れで特定のサイズや色しかなくても、商品全体だと在庫ありになってしまう」(女性48歳)
「楽天市場は商品の説明の画面が長く下にスクロールするのが面倒」(女性51歳)
「楽天でお礼のポイント稼ぎのような口コミが最近、多く感じます」(女性63歳)