夏休みの海外旅行、ハワイを押さえた人気トップは台湾?韓国?皆の選択は果たして…!低予算・短期化が顕著に

2022年5月28日(土)21時21分 マイナビ子育て

2023年の夏休みは、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことから、旅行先に海外を選ぶ人も増えているようです。しかし、コロナ禍前と比べて人々の海外旅行の仕方には変化も。これまでの「夏休みの海外旅行」のイメージとは異なる実態が見えてきました。

2023年の夏休みの海外旅行の傾向とは?

新型コロナウイルス感染症が5類感染症に変更された2023年の夏。海外旅行に行く人も増えていると言われます。実際、JTBが行った「旅行動向アンケート」によると、調査対象の2,060名のうち、今年の夏休みの旅行先を「海外」と答えた人は199名(9.7%)おり、前年より5.0ポイント上昇しています。さらに、コロナ禍以前の2019年は10.5%だったことから、コロナ禍以前に戻ってきているといえるでしょう。しかし一方で2019年とは異なる傾向も明らかになりました。

日数は2泊〜3泊に人気が集中

旅行日数(海外のみ)(単一回答、N=199)JTB「旅行動向アンケート」より

海外旅行の旅行日数に関しては「3泊4日」が最も多く26.6%、ついで「2泊3日」が20.1%、「1泊2日」が11.6%と続いています。また、これらの割合の合計は2019年と比べて33.8ポイント増加しており、旅行日数が短縮されている傾向にあることがわかります。

「4泊5日」以上の旅行日数は軒並み減少しており、2019年において23.6%と最も割合の多かった「8泊以上」は、2023年においてマイナス12.5ポイントの11.1%に減少しています。

海外旅行は長期間にわたる印象がありましたが、2023年の夏休みは短期が人気のようです。

旅行先は韓国が約2割でトップ

今年の夏休みの旅行先(海外のみ)(単一回答、N=199)JTB「旅行動向アンケート」より

海外旅行の旅行先に関しては「韓国」が最も多く19.1%、ついで「台湾」が16.1%、「ハワイ」が12.6%と続きます。

日本に近く短期で行ける旅行先が人気となっていることがわかります。

1人当たりの費用は4万円台が最多

1人当たりの旅行費用(海外のみ)(単一回答、N=199)JTB「旅行動向アンケート」より

1人あたりの旅行費用に関しては「4万円〜5万円未満」が最も多く16.6%、ついで「7万円〜10万円未満」が15.6%と続いています。

2019年と比べると、5万円未満の合計は2019年と比べて32.3ポイントの増加、また、2019年には0%だった3万円未満が2023年には16.5ポイントになっていることもわかります。これは近場で短期の海外旅行が人気となっているためでしょう。

まとめ

2023年の夏の海外旅行の動向をご紹介しました。特徴として、韓国や台湾といった近距離の旅行先が人気となっており、それに伴い、旅行日数の短期化や旅行費用の減少傾向があらわれています。国内旅行とあまり変わらない感覚で海外旅行を楽しみたい人が多いようです。

(マイナビ子育て編集部)

調査概要

旅行動向アンケート/株式会社JTB調査地域:全国調査対象:15歳以上79歳までの男女個人調査時期:2023年6月14日〜17日調査方法:インターネットアンケート調査有効回答数:事前調査20,000名、本調査2,060名

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