クルミをこするだけ? 家具の小傷が「目立たなくなった」「これは便利」
2025年5月29日(木)18時50分 grape

※写真はイメージ
ダイニングテーブルは、食事だけではなく、家事や趣味、勉強など多目的に使われるアイテム。
そのぶん、小さな傷があらゆるところにできやすいのが難点です。
輸入家具の販売を行う、株式会社クラスティーナインターファニチャーのウェブサイトでは、小さな傷のメンテナンス方法を紹介しています。
できる範囲のメンテナンスを自分でやりたい人は、ぜひチェックしてください。
まずはダイニングテーブルの材質をチェック!

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ダイニングテーブルの材質は、主に『木材』『メラミン樹脂』『ガラス』の3種類。なかでも代表的なのが『木材』です。
木材にも『無垢材』『合板』など複数の種類があり、メンテナンス方法は材質によって変わります。
クラスティーナインターファニチャーが紹介しているのは、無垢材と合板のメンテナンス方法です。
無垢材と合板以外の木材と、メラミン樹脂やガラスは、メンテナンス方法が異なるので注意しましょう。
素材別の補修方法
無垢材は、天然木を1枚の板に加工した木材です。木の温もりや自然な色みを楽しめるといった特徴があります。
無垢材を使ったダイニングテーブルは、浅い傷ならヤスリでこすって落としてあげることが可能になります。
クラスティーナインターファニチャー ーより引用
このほか、『クルミの実』で傷の部分をこすって補修をする方法も、古くから知られているのだとか。
クルミの油脂によって傷と木材がなじみ、目立たなくなります。
お手入れには、塩で味付けされたクルミや、食用油でコーティングされているクルミは不向きのため、『加工されていない生のむきクルミ』を使うようにしましょう。
合板は、原木を薄くむいた『単板』を重ね合わせた木材。価格を抑えながらも木の温もりを感じられ、デザイン性が高いのが特徴です。
合板のダイニングテーブルは、塗装などの加工が施されているので、無垢材のように『ヤスリ』を使ったメンテナンスができません。
傷別の補修方法

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カッターで切ったような『浅くて細い引っかき傷』は、塗料で補修します。
ダイニングテーブルに近い色のボールペンやマジックペン、マニキュアなどで、他の部分に馴染ませるように色を塗ってあげましょう。
クラスティーナインターファニチャー ーより引用
テーブルの色とボールペンやマジックが合わない場合や、専用のもの以外を使うことに不安を感じる場合は、ホームセンターで専用の補修剤を購入しましょう。
仕上げに透明マニキュアを塗ると、補修剤の剥がれを抑えられます。
えぐれやへこみがある場合は、樹脂タイプの補修剤を使いましょう。
樹脂が固まったらヤスリなどで形を整えて塗料を塗り、本来の木材に馴染ませてあげましょう。
クラスティーナインターファニチャー ーより引用
なお樹脂タイプの補修剤は、浅いへこみや小さい傷に使うとすぐに剥がれ落ちてしまいます。
どの補修剤を使うべきか判断できない場合は、テーブルを購入した販売店に相談してみましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 クラスティーナインターファニチャー