お中元がカジュアルに進化中...2025年夏のギフトのトレンドは?

2025年5月30日(金)6時0分 大手小町(読売新聞)

お中元、暑中見舞い、帰省時の手土産など、様々なシーンで活用される夏のギフト。日頃お世話になっている人の顔を思い浮かべながら、何を贈ったらいいのかと思案する人も多いでしょう。高島屋営業企画担当次長の手島将隆さんに、今夏のトレンドや注目のギフト商品について聞きました。

写真はイメージです

高島屋は、選りすぐりのギフト商品を集めたイベント「2025年 夏の贈りもの〜高島屋のお中元〜」を開催。実店舗とオンラインストアで、最大約4200点を販売します。

手島さんによると、夏のギフトの用途はお中元が最も多いものの、近年では、自宅用に取り寄せる人や、親戚や友人など身近な人に感謝の気持ちを伝えるためにギフトを購入する人も増えています。「お中元を儀礼的に捉えるのではなく、今しかない夏にぴったりのギフトが購入できるイベントとして楽しんでいただいているようです」と手島さんは説明します。

高島屋では、今夏に人気が出そうなギフトとして、(1)物価高で家中志向の人も自宅でプチ贅沢(ぜいたく)を楽しめる「夏のごちそうグルメ」(2)暑い夏にぴったりの「アイス&クールデザート」(3)万博開催で注目のエリア・大阪で親しまれる「大阪グルメ」——を挙げています。

手島さんに、お薦めのギフトを聞きました。

3シェフコラボ 夏の冷製デリ(6480円=税・送料込み)=ギフトの写真はいずれも高島屋提供

「夏のごちそうグルメ」なら、「3シェフコラボ 夏の冷製デリ」と「ヘイフンテラス(起鳳臺) 夏の点心」。

「3シェフコラボ 夏の冷製デリ」は、精進料理の野村大輔さん、フランス料理の松本一平さん、広東料理の譚澤明さんの3人の名シェフが手掛けた「冷製デリ」の詰め合わせです。ジュレ仕立ての具材と麺、特製ソースを混ぜ合わせて食べる新感覚のデリで、和・洋・中の異なる三つのテイストが楽しめます。ひんやりさっぱりと食べられるので、暑い夏でも食欲をそそられます。

ヘイフンテラス(起鳳臺) 夏の点心(8640円=税・送料込み)

「ヘイフンテラス(起鳳臺) 夏の点心」は、「ザ・ペニンシュラ東京」にある中国料理店「ヘイフンテラス」で愛されている「点心」が自宅で楽しめるギフトです。

素材の味を生かしながら、あっさりとしてシンプルな味付けになっています。手島さんは「都内にお住まいではなくても、ザ・ペニンシュラ東京にご興味がある方は多いのではと思います。誰かに自慢したくなるような商品なので、実家や義実家に贈っても喜ばれるはずです」と話します。

6種柑橘のフルフルジブレー(4860円=税込み)

「アイス&クールデザート」では、フルーツを使用した洋菓子に定評があるパティスリー「メゾンジブレー」の「6種柑橘(かんきつ)のフルフルジブレー」を挙げます。

愛媛県宇和島産のブラッドオレンジなどを使用したゼリーが6種類入っていて、柑橘の味わいを食べ比べできます。冷やせばゼリーとして、凍らせればシャーベットとして楽しめます。常温保存できるので、暑い日に店頭で購入しても溶けたりする心配がなく、贈り先の冷蔵庫の大きさを心配する必要もありません。

タイヨウノカンカン 10種アソート(4201円=税込み)

「大阪グルメ」なら、「タイヨウノカンカン 10種アソート」。大阪で愛される洋菓子店「太陽ノ塔洋菓子店」のクッキーやガレットなどの焼き菓子を10種類詰め合わせたスイーツ缶です。陶芸作家・野田夏実さんが描き下ろしたノスタルジックなデザイン缶は、日常に彩りを添えてくれるはず。

身近な人へのプレゼントや自分のご褒美として、夏にぴったりのギフトを探してみては。

(読売新聞メディア局 長縄由実)

「2025年 夏の贈りもの〜高島屋のお中元〜」は、高島屋のオンラインストアで開催中。関東の店舗では30日から、関西では6月1日から順次開催予定。

大手小町(読売新聞)

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