「女性社員は必ずお酌しなさい」と言われた20代女性

2022年6月1日(水)22時23分 キャリコネニュース

画像はイメージ


女性に対して差別的なことを言う人は残念ながら今もいる。東京都に住む営業職の女性(20代後半/契約社員/年収300万円)は、


「自身が営業を担当した取引先の社長に『こんなの女性に行っても分からないだろうけど〜』と商談中に言われた」


と苦い記憶を明かした。(文:谷城ヤエ)


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「あの人は女性には甘いから」などと言われ…



大阪府に住む30代後半のエンジニア女性(機械・電気・電子・半導体・制御/正社員/年収700万円)は、周囲の男性たちの言葉に傷ついた経験を語る。


「気難しい上司や、厳しい上司から承認を取り付けたとき、同僚の男性には『女性だから、あの人は女性には甘いから』などと言われ、実力ではなく性別のお陰だと言われたことがあります」


女性は、自身の努力を踏みにじるような発言に


「今思うとひがみもあったんでしょうが不愉快でした」


と憤りを綴っていた。


埼玉県に住む20代前半の女性(事務・管理/正社員)は、「会社の飲み会で女性社員が男性社員に対して、お酌を強要された」という。


「『女性社員は、必ずお酌しなさい』と上の人から言われ、男性社員のところに行って酒などを注いだ」


まるで昭和のような古い時代の慣習を、いまだに無頓着に強いる会社は珍しくないのだろう。

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