【やってみようラジオ体操第2】肩甲骨と鎖骨周辺をほぐし、肩こりを解消「腕を前から開き、回す運動」~ゆがみをリセット「体を横に曲げる運動」
2024年6月5日(水)12時29分 婦人公論.jp
(撮影◎村山玄子 イラスト提供:illustAC)
老若男女問わず気軽に行える「ラジオ体操」。「第1」では少し物足りないと感じる人や運動することに慣れている人は、「第2」に挑戦してみませんか。頭を使いながら全身を動かすことで、より高い効果を得ることができます。こり固まった筋肉を気持ちよくほぐし、若々しく疲れにくい体を手に入れましょう
(撮影◎村山玄子 実演◎平井孝子〈全国ラジオ体操連盟理事/指導委員〉 構成◎本誌編集部)
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第1回目はこちら
3)腕を前から開き、回す運動
固まりがちな肩甲骨と鎖骨周辺をほぐし、肩こりを解消。
関節の可動域が広がり、体の柔軟性も高まる
【START】腕を肩の高さよりやや低めに上げ、手を軽く握り内側に向ける
1)腕を水平に大きく開き、その反動で腕をSTARTの形に戻す
2)腕を後ろへ振り下ろす
3)腕を前から後ろへ大きく回し、胸の前まで上げる
(1)〜(3)を4回繰り返す
【アドバイス】
ひじは曲げずに、遠心力を使って腕を大きく使う。肩の力を抜くとストレッチ効果がアップ。一連の動きを流れるように行って
4)胸を反らす運動
丸まりがちな背中に刺激を与えて姿勢を整える。
胸郭周辺の筋肉を動かすことで、呼吸機能の強化も
【START】足を肩幅に開き、腕を胸の前で交差
1)息を吸いながら腕を斜め上に上げて胸を反らす
【NG!】お腹が突き出ると胸の筋肉が伸びず、息を深く吸えない
2)息を吐きながらやや前かがみになり、腕を交差させる
(1)〜(2)を4回繰り返す
【アドバイス】
胸を反らすときは体の中心からゆっくり腕を開き、背骨の上部を意識。肋骨を広げたり縮めたりするイメージで深く呼吸する
5)体を横に曲げる運動
体の悪いクセを作りやすい胸椎周辺の筋肉を
「テコの原理」で曲げ伸ばし、ゆがみをリセット
【START】右腕を横に伸ばし、手のひらを上にして軽く握る。左手のこぶしを腋の下へつける
1)右腕を振り上げて、上半身を左に2回曲げる
2)両手で太ももの横を軽く2回叩く
3)反対側からも(1)→(2)の順で繰り返す
(1)〜(3)を2回繰り返す
【アドバイス】
腋の下に「支点」を作ると、脇腹の上部をしっかり伸ばすことができる。腕は遠くへ振り、その勢いで背骨を曲げよう
第3回目はこちら
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