髪・頭皮の紫外線ダメージにご用心

2023年6月17日(土)16時50分 ココカラネクスト

 そろそろ紫外線が気になる季節。お肌のUV対策はしていても、髪まではカバーできていない人が多いのでは?頭頂部はほかのどの部位よりも太陽に近く、紫外線によるダメージを受けやすいパーツです。その影響と対策法についてご紹介します。

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紫外線による髪や頭皮への影響

紫外線を浴びると、髪の主成分である「ケラチン」というたんぱく質が壊され、髪の強度が落ちて、切れ毛や枝毛の原因になります。

また、キューティクルにもダメージを与えてしまうため、髪のツヤが失われたり、ハリやコシがなくなったりします。さらに、紫外線は髪の内部までに侵入し、メラニン色素までも破壊して、髪の退色を招くことも。

暑くなってくるとプールや海で遊ぶ機会が増えてきますが、髪が濡れた状態で紫外線を浴びるのは要注意です。紫外線によるダメージをより加速化させてしまいます。

髪・頭皮の紫外線対策

髪用のUVスプレーを使う
簡単な紫外線対策としておすすめなのが、髪用のUVスプレーを使うことです。出かける前に、髪にシューッと吹きかけるだけでOK。ビジネスシーンなど、帽子が合わない場面でも気軽に取り入れられます。

髪から10〜15cmほど離して、全体にまんべんなくスプレーするのがポイントです。一度塗ったからと安心せず、2〜3時間置きにつけ直しましょう。

帽子を被る
日焼け防止に帽子を取り入れている人も多いのではないでしょうか。髪や頭皮だけでなく、顔や首周りのUV対策としても有効です。できるだけつばの広いものを選びましょう。

日傘をさす
日傘は髪・頭皮を紫外線から守るために効果的なアイテムのひとつ。照り返し対策には、黒色のものが良いとされています。

うっかり紫外線を浴びてしまったら

うっかり日焼けしたら、その後のケアが重要です。日焼けした直後は頭皮に熱がこもっているので、まずは冷やしたタオルで頭部を覆い、クールダウンさせましょう。

ダメージを受けた髪と頭皮は刺激を与えないことが鉄則です。シャンプーはたっぷり泡立て、こすらないように優しく洗います。

洗髪後は、トリートメントやコンディショナーでうるおい補給をしましょう。ヘアパックをする際、蒸しタオルをすると浸透力アップが期待できます。

髪が濡れた状態を放っておくとダメージを受けやすいので、自然乾燥はNGです。お風呂から上がったら、ドライヤーで手早く乾かしましょう。

【参考】
「髪・頭皮の紫外線ダメージに要注意!日焼け対策と日焼け後のケア方法」.資生堂ANESSA
http://anessa.shiseido.co.jp/shigaisen/hair/
(参照 2021-05-11)
「紫外線量は肌の3倍以上!? 忘れがちな「髪」のUVケア」.シティリビングWeb
https://city.living.jp/e_news/kireistyle/654178
(参照 2021-05-11)

「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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