熱中症、1週間で4,551人が救急搬送…6月として過去最多
2022年6月29日(水)14時45分 リセマム
熱中症により2022年6月26日までの1週間、全国で4,551人が救急搬送されたことが6月28日、総務省消防庁の速報値からわかった。前週(6月13日〜19日)の1,337人から急増。1週間の搬送人数としては、6月の統計を取り始めた2010年以降で過去最多となった。
総務省消防庁が発表した速報値によると、6月20日から26日までに熱中症で救急搬送された人は、全国で4,551人。前週(6月13日〜19日)の1,337人から急増し、前年同時期の1,103人(確定値)と比較すると4倍以上。1週間の搬送人数としては、6月の統計を取り始めた2010年以降で過去最多を記録した。
6月26日まで1週間の熱中症による救急搬送状況を都道府県別でみると、「東京都」458人がもっとも多く、「埼玉県」397人、「愛知県」277人、「大阪府」272人、「茨城県」206人、「兵庫県」200人、「千葉県」193人、「神奈川県」180人と続いている。
年齢区分別では、「高齢者(65歳以上)」54.0%、「成人」32.8%、「少年(7歳以上18歳未満)」12.5%の順に多かった。「乳幼児(生後28日以上7歳未満)」も32人(0.7%)が救急搬送された。
初診時における傷病程度では、入院加療を必要としない「軽症」(65.5%)と入院診療を要する「中等症」(31.2%)が96.7%を占めた。その一方、4人(0.1%)は初診時に死亡が確認され、89人(2.0%)は長期入院加療を要する「重症」と診断された。
発生場所は、「住居」が37.3%と最多で、「道路」18.1%、「公衆(屋外)」13.9%と続いた。幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校・専門学校・大学等の「教育機関」も7.0%あった。
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなったり、体内に熱がこもったりした状態を指す。身体が暑さに慣れていない梅雨明けの時期は、熱中症の発生リスクが高まることから注意が必要だ。
熱中症予防のポイントは、「暑さを避けること」「こまめな水分補給」等。マスクを着けていると皮膚からの熱が逃げにくくなり、気付かないうちに脱水になる等、体温調節がしづらくなってしまうことから、熱中症を防ぐため、屋外等ではマスクを外すことも呼びかけられている。
総務省消防庁が発表した速報値によると、6月20日から26日までに熱中症で救急搬送された人は、全国で4,551人。前週(6月13日〜19日)の1,337人から急増し、前年同時期の1,103人(確定値)と比較すると4倍以上。1週間の搬送人数としては、6月の統計を取り始めた2010年以降で過去最多を記録した。
6月26日まで1週間の熱中症による救急搬送状況を都道府県別でみると、「東京都」458人がもっとも多く、「埼玉県」397人、「愛知県」277人、「大阪府」272人、「茨城県」206人、「兵庫県」200人、「千葉県」193人、「神奈川県」180人と続いている。
年齢区分別では、「高齢者(65歳以上)」54.0%、「成人」32.8%、「少年(7歳以上18歳未満)」12.5%の順に多かった。「乳幼児(生後28日以上7歳未満)」も32人(0.7%)が救急搬送された。
初診時における傷病程度では、入院加療を必要としない「軽症」(65.5%)と入院診療を要する「中等症」(31.2%)が96.7%を占めた。その一方、4人(0.1%)は初診時に死亡が確認され、89人(2.0%)は長期入院加療を要する「重症」と診断された。
発生場所は、「住居」が37.3%と最多で、「道路」18.1%、「公衆(屋外)」13.9%と続いた。幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校・専門学校・大学等の「教育機関」も7.0%あった。
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなったり、体内に熱がこもったりした状態を指す。身体が暑さに慣れていない梅雨明けの時期は、熱中症の発生リスクが高まることから注意が必要だ。
熱中症予防のポイントは、「暑さを避けること」「こまめな水分補給」等。マスクを着けていると皮膚からの熱が逃げにくくなり、気付かないうちに脱水になる等、体温調節がしづらくなってしまうことから、熱中症を防ぐため、屋外等ではマスクを外すことも呼びかけられている。