【裏技】吉野家の「牛麦とろ丼」にお茶をかけて「お茶漬け牛丼」にしたら100倍ウマくなる!

2022年7月3日(日)10時51分 食楽web


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 梅雨もあっという間に終わり、猛暑&酷暑の毎日。こう暑いと食欲が落ちて、ついさっぱりしたものが食べたくなりますよね。例えば宮崎のご当地料理・冷汁、名古屋のひつまぶし、京都のぶぶ漬けなどなど、筆者の場合、ご飯に出汁やお茶をかける料理が頭に浮かびます。サラサラと飲むように食べられるから、暑い日にぴったりなんですよね。

 そんな猛烈に暑いある日の昼時、牛丼でおなじみ吉野家の前を通りかかった時、ふと「牛丼をお茶漬けにしたらどうだろうか?」と思ったわけです。で、店の前でスマホを取り出し「牛丼茶漬け」と検索したところ、吉野家、松屋、すき家などの牛丼にお茶をかけて食べるという裏技のレビューが多数ありました。


通りかかったのは、東京・荻窪にある吉野家

 なるほど、みんなもやっているんだと安心。しかも牛丼と熱いお茶を頼んでザブザブとかけるだけと至ってシンプルな方法なので、これはぜひ試してみようと吉野家に入店したのです。


夏の季節メニュー「牛麦とろ丼」を発見

 しかし、カウンターに案内されてメニューを開いてみると、最初に目に飛び込んできたのは期間限定「牛麦とろ丼」。牛肉に加え、とろろ(山芋)、オクラ、そして麦飯の組み合わせ。夏の疲労回復&スタミナ増進の食材づくしで、しかもさっぱり食べられそうです。お茶漬けにするにしても、ベースは牛麦とろ丼にしようと計画を少し修正。さっそく注文しました。

ネバトロ食感をお茶漬けにしたら最高だった!


「牛麦とろ丼」602円

 登場した「牛麦とろ丼」は、牛肉&麦とろだけでなく、オクラもたっぷりのっていて、これで602円とはめちゃくちゃ安いなぁと感心。しかも食べてみると、期待を裏切らない美味しさ。牛肉はふわふわと柔らかく、そこにとろろのトゥルトゥル食感、オクラのネバネバ食感が絡みつき、最高のひと言です。ご飯が麦飯で白米よりもサラサラしていることもあって、味も食感も含め、すべてにおいてバランスが良いのです。


紅生姜をたっぷりかけて酸味をプラスすると、さらに爽やかになって最高です!

 夢中で「牛麦とろ丼」をかっこみながら、ふと “牛丼茶漬け”のことを思い出しました。危うく忘れるところでした。この「牛麦とろ丼」はさっぱりしているので、お茶漬けにしても絶対美味しいはず。そこで店員さんに「熱いお茶をください」とお願いし、この丼にかけてみることに。


吉野家の温かいお茶は緑茶。ちなみに松屋はほうじ茶

 丼にお茶を1杯、ざぶざぶとかけ回していきます。しかしお茶漬け状態にするには量が足りなかったので、もう1杯おかわりをもらい、さらにかけてみました。レンゲで少しかき混ぜ、汁をすくって一口飲んでみると、これはなかなかの美味!


「牛麦とろ丼」に熱い緑茶をかけてみました

 牛丼の甘辛タレと緑茶の渋みが相まって、まるでお出汁のような深い味。さすが吉野家秘伝のタレ。懐が深い。そして麦飯のサラサラ食感もイイ! このままでも十分に美味しいのですが、お好みで卓上の醤油や七味を足してもいいと思います。


卓上の少したらしてみました

 さらにかき混ぜながら食べ進むと、とろろやオクラの粘りが全体に行き渡り、とろりとしてきて、これがまたいい感じなのです。時折、牛肉を合間に食べると、味が濃くてアクセントになり、レンゲが止まりません。


かき混ぜるととろろとオクラの力で、お茶漬け全体がトロリとしてこれまたいい感じ(食楽web)

 あっという間に汁(お茶)まで飲み干し、完食です。この「牛麦とろ丼」、かなり美味しいのでぜひ通常メニューにして欲しいです。そして、公式で牛丼の“お茶漬けスタイル”も推奨してくれたらいいのになぁと思いました。

 ちなみに、松屋には期間限定で「ネギとろろ牛めし」(570円)、すき家にも「わさび山かけ牛丼」(550円)など、とろろ(山芋)を使ったメニューがあります。これもお茶漬けにしたら美味しそうですね。暑くて食欲がない時、ぜひ試してみてください。美味しいですよ。

(撮影・文◎土原亜子)

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