【ガチ】松屋で最高な1000円の使い方! 全11通りのオーダーで最強の注文はどれだ!!
2025年4月21日(月)14時55分 ロケットニュース24
これまで牛丼界隈では「吉野家」と「すき家」で勝負が行われたが、想定よりもメニューが被らなかった。果たして松屋ではいったい……?
もちろん今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! お気に入りのオーダーに清き1票をよろしくお願い致します!!
・1000円を使い倒せ
まずは本企画の概要を説明しておこう。『最高な1000円の使い方』はその名の通り、最も有効的な1000円の使い方を模索する企画である。
もちろん1円でもオーバーした時点で即失格! 参加者は1000円のポテンシャルを最大限に引き出すセンスや知識が求められる、問答無用のガチ企画となっている。
・結構高い
さて、松屋の主軸は「牛めし」「カレー」「定食」の大きく3つ。そこに限定メニューや朝食が加わるため品数自体はかなり多い。つまりそこまでメニュー被りは起きない……ハズだ。
一方で、昨今の物価高の影響を松屋もモロに受けており、今では1000円超えのメニューも珍しくない。そういう意味では “1000円縛り” がかなりキツくなる予感である。
というわけで、松屋を舞台に参加者11名が1000円の極限バトル! 誰もがNo.1を自負する『最高な1000円の使い方 松屋編』は以下の通りである!!
・砂子間正貫「1000円の向こう側セット」
ブラウンソースチーズハンバーグ定食: 1030円
ライス大盛り: 無料
アプリのクーポン割引: -70円
合計 960円
「今回はもう絶対に勝ちに行く! ということで、濃厚 & コク深いソースと旨味たっぷりの肉汁が食欲をそそりまくる「ブラウンソースハンバーグ」にとろ〜りチーズをかけた奇跡のセットを注文! 定食にしたら1000円を超えるため万事休す……かと思いきや!
松屋公式アプリのクーポンを使うことで70円引き。合計960円でフィニッシュ。一旦1000円の向こう側を味わえるスリル満点のセットである。奇跡の生還セットと言ってもいいかもしれない。おかげでワイルドな味がしたぜ〜」
クーポンを利用して1000円以内に着地した砂子間のオーダー。そのウマさに定評があるハンバーグにチーズまでトッピングしたのは大きい。久々の勝利なるか?
・GO羽鳥「あたま超爆盛りセット」
牛めしあたま大盛: 580円
牛皿並盛単品: 370円
合計 950円
「肉が食いたいんだよ。とにかく肉が食いたい。だから牛めしを食いにきた。注文するのは当然、普通盛より肉がたくさん入った「あたま大盛」だけど、それでもオレには肉が足りないんだよ!
ということで牛皿(並)を別途注文して、あたまの大盛にパイルダーオン! これにて「あたま超爆盛り」の完成であり、いざ食べてみると、掘っても掘ってもまだ肉の層! 余は幸せじゃ〜!」
王道の牛めしを「大盛り + 肉盛り」で攻め切ったGO羽鳥。メニュー数が多い松屋だが、やはり「牛めし派」は多いハズ。確実に牛めし票を獲得したい。
・原田たかし「朝の王道を格上げした裏ランチセット」
ソーセージエッグ定食(ご飯大盛り、小鉢とろろ): 490円
牛皿大盛り: 480円
合計 970円
「ちょっと前なら迷わず「シュクメルリ鍋(1000円)」で勝負していたが、残念ながら今年の販売は終了してしまった。ってことで、朝の王道「ソーセージエッグ定食」を軸に組み立てよう。
予算が1000円あるので、ここはランチにも対応できる布陣へシフト。いつもは小鉢で頼む「牛皿」を別注文で単品大盛りと格上げしてみた。
これにより味、量ともに進化した裏ランチとも言える定食が完成。なお、今回は小鉢にとろろをチョイスし、アクセントをつけることにした。
なかなかボリュームがあるので、食べるのはモーニング終了直前の11時前ギリギリがオススメだ!」
前回、悲願の1位を獲得した原田は「朝定食」を軸にしたオーダー。コスパの良さで知られる朝定食を軸に、華麗なる2連勝を飾りたいところだ。
・和才雄一郎「松屋の最強家飲みセット」
ごろごろチキンカレー ソース単品: 660円
牛皿ミニ単品: 200円
冷やっこ: 100円
合計 960円
「松屋のような牛丼店って、どうしても「食ったら出ないと」となりがち。だけど、あの味をファーストフード的に味わうのはもったいない。もっとじっくり楽しみたいと思っている私は、大体テイクアウト利用。
よく頼むのは、『ごろごろチキンカレー』のルー(ソース)だ。誤解している人だっているかもしれないが、『ごろごろチキンカレー』はカレーではない。チキンのカレー煮である……と言いたくなるほどにチキンの量が多い。すなわち、ビールが進みまくる。
そこに『牛皿ミニ』と『冷やっこ』をつければ、最強家飲みセットの完成だ」
和才はテイクアウトを利用することで、食事ではなく酒のつまみとしてごろチキをセレクト。牛皿と冷やっこも確かに定番の酒の友である。
・中澤星児「ご飯食べ放題ハンバーグ豚汁セット」
ブラウンハンバーグ豚汁定食: 1000円
合計 1000円
「実は松屋でライスお替り無料の店は結構あって、これは公式ページの「店舗限定キャンペーン一覧」から確認することができる。現在、全国で435店で行っていて、東京だけでも31店ある。
ちょっと注文したら松屋でも余裕で1000円を超える今日この頃。効率良く1000円を使うなら環境にこだわるしかない。その上で、大宮桜木町店ではブラウンハンバーグ定食と豚汁のセットが1000円と普通に注文するより70円安くなっていた。
ハンバーグと紅生姜でまず2杯。豚汁で1杯食べて大満足でした」
クーポンではなく「店舗限定キャンペーン」で、価格を抑えることに成功した中澤。安定の豚汁を加えることでゴージャス感を演出したあたりはポイントが高い。
・P.K.サンジュン「肉盛りビビン丼セット」
ビビン丼: 630円
牛皿(並): 370円
合計 1000円
「私にとって松屋の原点はビビン丼である。一時は姿を消していたものの、牛めしやカレーと並ぶ松屋のロングセラーと申し上げていいだろう。ごろチキなんてまだまだルーキーよ。
ビビン丼の良さは肉も野菜も一気に摂れるうえ、味もガツンと美味しいこと! 肉を増せば普通にご馳走である。松屋はビビン丼の店。実は松屋はビビン丼の店なんだ」
一時期、松屋でビビン丼を食べまくっていた私から言わせると、ビビン丼の市民権の低さは異常である。だが賢明なる読者のみなさんはビビン丼の魅力に気付いている……と信じたい。
・古沢崇道「王道牛めしセット」
牛めし(大盛り): 630円
生玉子: 90円
ポテサラ生野菜: 240円
合計 960円
「松屋に来たならば『牛めし』は間違いなく注文必須であろう。正直なところコレさえ腹いっぱい食べられれば個人的には大満足である。
そこで今回は、牛めしに合うサイドメニュー『生玉子』と『ポテサラ生野菜』のみをプラス。
予算が1000円もあるとアレコレ頼んでしまいがちだが、こういう定番かつシンプルな組み合わせのほうが満足度は高かったりするものだ」
GO羽鳥と同じく「牛めし」を軸にした古沢だが、肉増しではなくサイドメニューに「ポテトサラダ」を選択。ポテトサラダを選んだのは古沢だけだが、これが吉と出るのか、それとも……?
・Yoshio「ヤバすぎ!完食したら3時間は動けないセット」
ブラウンソースハンバーグ定食豚汁セット: 1000円
ご飯特盛: 無料
合計 1000円
「70円もオトクになる「ブラウンソースハンバーグ定食豚汁セット」。しかもご飯特盛も無料だ。
ハンバーグは柔らかく、オカンが昔作ってくれた昭和の味。今流行りの肉肉しいものではない。ソースもコクもあって最高だ。
あまりに腹が膨れるため、完食したらその後3時間は動けなかった。それくらいボリューム満点」
誇らしげに「70円もオトクになる」と言っているYoshioだが、まさかの中澤と丸被り! かろうじて「ご飯特盛」だけ違いがあるが、票が割れるのは避けられまい。
・あひるねこ「王」
ごろごろ煮込みチキンカレー(並盛): 780円
生野菜: 150円
合計 930円
「松屋で1000円? 愚問である。松屋とは『ごろチキ』のためだけに存在する永劫の玉座であり、私が忠誠を誓うのは天上天下において『ごろチキ』ただ一人。
無論、トッピングもいらない。生まれながらに完璧な円を描く『ごろチキ』には無用の長物である。そう、臣下は王の覇道を阻んではならないのだ。付けるとしたらせいぜいサラダくらいだろう。
あの苛烈かつ鮮烈な中毒性を前に、他のメニューの名を呼ぶことはもはや自傷行為に等しい。あなたの中にほんのひとひらでも良心が息づいているのなら、何を選択すべきかは明白なはずである」
狂ったようにごろチキ関連の記事を執筆しているあひるねこは、予想通り「ごろチキ」をチョイス。得意の酒を捨ててまで大勝負に出たからには、何としても1位を目指したいところだ。
・佐藤英典「あえて500円で済ませるランチセット」
牛めしランチセット(小盛) 500円
合計 500円
「この企画は、1000円でいかにお得に注文するかが問われる内容だ。そうと知りながらもあえて500円でまとめたのがこのセットである。
無理に1000円分注文する必要などない。あまった500円でスタバでもドトールでもいけばいいさ。なんなら、すき家の牛丼を買って帰ったっていい。
1000円という枠に縛られるな、みんな自由だ!」
ちょっと何を言っているかわからないが、佐藤は500円でオーダーストップ。読者のみなさんは「自由」と受け取るのか、それとも「敵前逃亡」とジャッジするのか? 結果は投票によって判明することだろう。
・御花畑マリコ「早起きは千円以上の得セット」
とろっとたまご丼 豚汁朝食セット: 550円
朝得国産とろろ: 120円
朝得ミニ牛皿: 150円
朝得生野菜: 100円
合計 920円
「今日こそはいい日にしたいなって日におすすめのセット。朝限定メニューの「とろっとたまご丼」が私の好みにジャストミート。
具沢山の豚汁に、とろろと野菜サラダ、ダメ押しで牛皿までつけたら、ホテルの朝食ビュッフェ並になった!
とろっとたまご丼は、スクランブルエッグ風の卵に、少量のチーズとブラックペッパーがかかっていて、オリジナリティあふれる味。
附属の焼き海苔をちぎってかけると美味。洋風にするなら牛皿→ウインナーにチェンジするのもアリ」
御花畑は同じ朝定食でありながらも、原田とはまた違ったバリエーションを披露。「ホテルの朝食ビュッフェ」と言われると、確かにそう思えてくるような……? 1000円クイーン、流石である。
以上がロケットニュース24編集部が全力でお届けする「最高な1000円の使い方 松屋編」である。正直、被りが多めの回ではあったが、逆に仕込みも打ち合わせもない「ガチ企画」だとおわかりいただけたのではないだろうか?
というわけで、今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! 自分ならどれを真似したいか? どれが1番参考になったか? お気に入りのオーダーに清き1票をよろしくお願い致します!!
参考リンク:松屋
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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