マツダスタジアムの地下に、広島の街を守る「秘密空間」があった

2019年7月20日(土)6時0分 Jタウンネット

[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2019年7月12日放送「晴れのちあやね」のコーナーでは、マツダスタジアムの地下にある「秘密の場所」について紹介していました。


それは、マツダスタジアムのグラウンドの真下に作られた大州雨水貯留池です。


浸水を防ぎ水を再利用


地下7メートル、直径100メートルの建物で、ここに雨水をいっぱいに貯めると、25メートルプールで40杯分に相当するということです。


この貯留池ができるまで、広島駅南口周辺では、強い雨が降ると浸水が発生していました。ここに雨水を貯めることで、そのリスクを軽減できるというわけです。


これだけ広い貯留池がいっぱいになることがあるのでしょうか。広島市下水道局管理部維持課の担当者に質問したところ、


「あります。大州雨水貯留池の柱を見ていただければわかると思います。ちょうどこのあたり見えるかなと思うんですけど、満水になったときのごみの跡になります」



と答えていました。


また、巨大水槽の一部には、マツダスタジアムだけに降った雨をためる場所もあり、これらは処理をした後に、天然芝への水まきや、スタジアムのトイレの水、せせらぎ水路の水などに再利用されています。


この大州雨水貯留池は、平日の月、水、金のみ、3日前の予約で誰でも見学することができます。見学者には人気のマンホールカードがもらえるということです。


カープ観戦の前に見学してみるのも良いかもしれませんね。


(ライター:tama35)

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