【自由研究】声こぷたーをつくろう(小学生向け)

2018年7月27日(金)14時15分 リセマム

【自由研究】声こぷたーをつくろう(小学生向け)

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毎年夏休みに小中学生の宿題に出される「自由研究」は、普段はなかなか時間をかけて取り組むことが難しい研究や実験に挑戦できるチャンス。化学、物理、地学、生物…さまざまな分野から、おすすめのテーマをご紹介する。

 ここでは、声の振動でプロペラが回る「声こぷたー」の作り方をご紹介。自由研究テーマ選定の参考にしていただきたい。

声こぷたーをつくろう
テーマ【おとの性質(中学1年生)】 工作
対象学年:1〜6年生 むずかしさ:★ 所要時間:10分

 音の正体は振動だよ。声がつくりだす振動で、プロペラをまわしてみよう。よくまわる声の高さを見つけるのが実験成功のカギだ!

用意するもの


紙コップ つまようじ 牛乳パックなどの厚紙 ビーズ 画びょう セロハンテープ

声こぷたーのつくりかた


厚紙1cm×4cmに切り、中心に画びょうで小さな穴をあける(穴の大きさはつまようじの先が少し入るくらい)。


紙コップの底のふちの部分に、画びょうで穴をあける。


2であけた穴につまようじを通して、テープでとめる。つまようじの端は、コップのまん中くらい。


つまようじの先に、1のプロペラをのせる(プロペラはつまようじに強くはめないこと)。ビーズをはめて、プロペラがはずれないようにすれば完成。


紙コップを両手でしっかりと持ち、大きな声を出してプロペラを回転させる。振動しやすい音の高さがあるので、よく回転する音を探そう(高い音が回転しやすい)。紙コップを下にかたむけて、プロペラを正面に向けると回転しやすくなるよ(この写真では、つまようじとプロペラのかわりに、金属のシャフトと大きめのスパンコールを使っているよ)。

工作でサイエンス

 音の正体は振動で、空気などを伝わります。声を出すとのどが振動して、口のまわりの空気を振動させます。空気の振動は紙コップの底を振動させ、つまようじへと伝わり、それがプロペラの回転になるのです。

 音は、ものがはやく振動することで出ます。動物はもちろん、スズムシなどの昆虫にも音を利用して生活しているものがいます。

 私たちは音の振動を、めがねなどの洗じょうでも利用しています。

発表のしかた

 「大きな声を出しますので、おどろかないでください」といってはじめるとよい。

リセマム

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