「葬儀中でも出勤要請」ブラック上司に悩む40代女性

2022年7月27日(水)20時6分 キャリコネニュース

画像はイメージ


ブラック企業に悩む人は今も多く存在する。特に職場にやっかいな人物がいると、働きづらいことこの上ない。医療・福祉・介護分野で働く福岡県の40代女性(年収250万円)は、


「毎日が管理者のパワハラとダブルスタンダードと会社の私用化」


に苦しむ日々を打ち明けた。(文:コティマム)


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提案すれば「アンタが口出すからややこしくなった」



「報告しなければ『聞いてないから勝手にしろ』。勝手にすれば何年もネチネチ。報告すれば『いちいち言わなくていい』」


管理者の態度に振り回される女性の不満は、さらに続く。


「責任を取る立場なのに、問題が起きれば『何もかも把握してる訳じゃない。私は知らない』。部下をアンタと呼び、(こちらが)よかれと思って提案すれば『アンタが口出すからややこしくなった』。黙ってれば『アンタがちゃんと言わないから』」


何をしても文句を言われ、責任もとってくれない上司を信頼することはできないだろう。


忌引きでも葬儀中でも出勤要請


そのうえ「タイムカードなし。休憩時間も取れないのに『人数は問題ない』。残業しても無給」など、劣悪な労働条件にも不満がある。「就業時間前に掃除、朝礼を強制。休憩時間の過ごし方も強制」と理不尽な事例を次々に挙げ、


「勝手に有休をつけ、届け出には『私用』と記載させる。休みの申請は1か月半前。忌引きが少ない上、忌引きでも葬儀中でも出勤要請」


などと驚きの勤務実態を明かした。こうした環境では退職者も続出しそうだが、「退職願いは会社専用の用紙(に書かなければいけない)。3か月前提出と決められている上、スタッフ不足や気に入らないタイミングでは書かせない」など独特の縛りがあるという。労働法など真っ向から無視した勝手なマイルールだ。一方で、「面倒になったら急に『来週から来なくていい』と言う」から理不尽にもほどがある。


また女性は、「口を開けばアチコチでスタッフの悪口。気に入らなければ行動を他の職員に聞いてまわり、汚点を探し嫌みを言う」と明かし、「挙げればきりがない」と嘆いている。

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