毎日の洗顔で、胸も肘もビッシャビシャになるみんな~! 「2つのポイント」を守るだけで、ストレスが激減します
2021年8月3日(火)20時0分 Jタウンネット
日常のなかでちょっとしたストレスを感じる瞬間というのは結構ある。
たとえば、洗面所で顔を洗うとき。Jタウンネット記者は朝晩2回の洗顔の際に、いつも着ている服や洗面台をびしょびしょに濡らしてしまう。だからといって解決策も特になく、毎日諦めて服を着替え、洗面台を拭く。
記者と同じように、洗顔の度に上半身を濡らし、微妙なストレスにさいなまれている人は結構多いのでは?
そんな皆さんにぜひ見てほしい「顔の洗い方」についての漫画が、ツイッターに投稿された。

「のぼさんとカノジョ?」などの作品で知られる漫画家・モリコ ロスさんは2021年7月29日、
「同居人に顔の洗い方を教えた話。お互い30歳で顔の洗い方を確認し合うとは思いませんでした」
とコメントを添えて全4ページの漫画をツイートした。
「洗面台で顔を洗うのがイヤ」との理由で拭き取り化粧水を使っているというモリコさんの同居人。
「なんで顔洗うのイヤなの?」
というモリコさんの問いに、同居人は
「顔洗うと胸元も肘もビシャビシャになるじゃん?」
と答えている。だがそれに対し、
「ならんよ?? なんで?」
とモリコさん。「えっ?!」と衝撃を受ける同居人。記者も同じ気持ちだ。
一体、どうすれば胸元や肘がビシャビシャにならずに顔が洗えるというのか......。
たった2つのポイントで快適洗顔生活

「なんで!? 顔に水かける時 垂れるでしょ!?」
と言う同居人に「え?!ないない なったことない」とモリコ ロスさん。
では、どうやって洗顔しているのか。口頭で説明できず、実際にやってみせることに。手のひらに水をためて、顔にパンッ。
それほど特別なやり方をしているようには見えないが......。

なんとモリコさんは顔と手首しか濡れていない。
「えー...私も同じやり方なのに」
と戸惑う同居人さんがいつものように顔を洗ってみたところ、案の定しっかり肘まで濡れてしまった......。

「やり方一緒なのに」
と不思議がる同居人に、「全然違ったわ」とモリコさん。
どこが違ったのか。指摘したのは2つのポイントだ。
「まず掌で水溜めるのね あと掌底をアゴにつけんの」
そんな簡単なことで濡れなくなるの......?にわかには信じられない。
だが翌朝、同居人は
「右手だけ事故ったけど練習したらいけそうでした」
と報告している。「ビシャビシャ」になる洗顔からの卒業も近そうだ。
アゴや顔のキワを洗う際は...
モリコさんは続くツイートでアゴや顔のキワといった場所を洗う際は
「(アゴは)片手で水をすくって少しずつ流しますぜ」
「顔のキワは人差し指と親指で車のワイパーみたいに水を落とす」
というポイントも紹介している。

Jタウンネット記者は7月30日、投稿者のモリコさんを取材し、この洗顔方法について話を聞いた。
実は、モリコさんの実家は理容室。子供の頃に店にある仕事用のシャンプー台で髪を洗うことがあったそう。その際、工夫していた中でビシャビシャにならない洗顔方法も会得していったのだという。
「床屋のシャンプー台は美容室と違い家庭の洗面台のように前屈みで使用します。その為、顔に髪の泡が集まってしまい、顔を洗う時に自力だと上半身がビシャビシャになっていました。
自分がビシャビシャになるのも嫌でしたし、しかもシャンプー台は大きくて拭き掃除をするのが面倒だったので、頑張ってサボれるようにしていったのだと思います」(モリコさん)
そんなモリコさんから洗顔のコツを教えてもらった同居人のその後の様子についても尋ねた。
モリコさんによれば
「同居人は拭き取り用化粧水を使っていたのですが、拭き取るときの摩擦で少し肌が荒れてしまうこともあったようで、ビシャビシャにならずに洗顔できるなら洗顔する方がいい、と考えているみたいです。
今は練習中でビシャビシャ具合は体感で6割くらい減ったそうです」
とのこと。かなりの上達だ。
また、今回の洗顔方法の投稿が話題となっていることについては
「ビシャビシャ過ぎて毘沙門天になっている方がいたり、自分だけがビシャビシャになってるわけじゃなかったんだ〜!と仲間を見つけた喜びを感じる方や、自分が困っていたから同じように困る誰かに情報を共有しようとする優しい方もいらっしゃって、投稿してよかったなあと思っています」
とコメントしていた。