燃えるような花火と、その下を走り抜ける電車... まるで「ゲームのラストシーン」のような一枚から目が離せない！
2023年8月10日（木）20時0分 Jタウンネット
今年も各所で花火大会が行われている。夜空に咲く大輪の花を見て、夏を楽しんでいる読者も多いことだろう。
8月8日、X（ツイッター）上に投稿され注目を集めたのは、そんな花火と「電車」の共演を捉えた一枚の写真だ。
夜の空を赤く染めあげているのは、四方八方に伸びる、まるで雷のような花火。
その下には電車が走っているのが見える。
現実とは思えないほど鮮やかな花火と、いつものように人々を乗せ、線路を走る電車。日常と非日常が掛け合わさった光景は、まるで何かが起きる前触れのようでソワソワしてしまう。だが、その対比が、何だかめちゃくちゃカッコいい！
こちらは東京在住の写真家・たけさんが投稿した一枚。
Jタウンネット記者は9日、たけさんにこの作品について話を聞いた。
魔法に掛かったような不思議な写真
たけさんによると、撮影場所は東京・荒川の河川敷。撮影したのは4年ぶりに「いたばし花火大会」が開催されていた5日の20時ごろだ。
たけさんは花火大会に電車で向かう途中、電車と花火を合わせてみたら面白いのではと思いついたという。そこで河川敷に到着後、花火が真っ赤になったタイミングで撮影に及んだ。
「ゲームの中でラスボスが登場して大急ぎで脱出する電車をイメージしました」（たけさん）
撮影の際には電車と花火が1枚の写真の中に収まるようにしつつ、電車がブレないようにシャッタースピードを短くしたそうだ。
撮影時を振り返り、たけさんは「花火の一瞬を切り取ると魔法に掛かったような不思議な写真になることに驚きました」とコメントする。
そんな現実離れした一瞬をとらえた一枚に対し、ユーザーからは
「ラスボス感エグすぎます」
「映画のワンシーンみたいです」
「やっぱ写真撮る人達って良い意味で人間やめてるんだ...」
といった声が寄せられている。
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