切実すぎるよ... 「日本モンキーセンター」がTシャツを販売した理由がなんか泣ける

2019年8月12日(月)21時0分 Jタウンネット

[ドデスカ!-名古屋テレビ]2019年7月30日放送の「竹田のイマネタ!」のコーナーでは、ツイッターで話題のとあるTシャツについて取り上げていました。


それは、犬山市にある「日本モンキーセンター」の飼育員が売り出したもの。このTシャツを売って集めたお金で、仕事用のTシャツを買い替えたい——という切実なコンセプトが注目を集め、予想外のヒットを飛ばしました。


さて、飼育員の仕事用Tシャツはどうなったのでしょうか。この日の番組が、その後を追っていました。


Tシャツが500枚売れれば...


発端となったのは、日本モンキーセンターの公式ツイッターが6月初旬に、


「貧乏なモンキーセンターは被服費を被服を売って稼ぐことになりました。飼育スタッフが描いた、このダサいTシャツが500枚売れればスタッフ全員のTシャツを買い換えられます」



と投稿したこと。


飼育員がデザインしたTシャツは「ユニクロUT me!」で販売。上記のツイートが話題になったこともあって、Tシャツは当初の想定を大きく上回って1600枚も売れたそう。


その利益でスタッフのTシャツを新しくすることができたのだそうです。


しかし、モンキーセンターの経営が苦しいため、Tシャツの利益全てをスタッフの被服費に当てることはできず...。スタッフに支給されたTシャツは一人一枚でした。


毎日新しいTシャツを着ることはできないため、、スタッフは新しい物と古い物を上手く着まわしています。思った以上に売れたTシャツの利益の残りは、全てサルたちのために使うのだそうです。


愛知県ではモンキーセンターは、学校遠足の行先だったりと、小さなころから馴染みのある身近な施設です。「困っているなら応援したい!」と手を差し伸べてくれる人たちの力で、日本モンキーセンターは成り立っています。


(ライター:ケイ)

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